グアテマラ(フローレス)~ベリーズ(キーカーカー島)

訪問都市: グアテマラ(フローレス)→ ベリーズ(キーカーカー島)

観光: ベリーズシティ、キーカーカー島

フローレスからベリーズシティへ

ベリーズシティまではグアテマラの老舗であるSAN JUAN社のミニバスで、朝の5時となかなか早めの出発だ。

ベリーズに入国するには日本人はビザが必要だ。事前にビザを取得していないので国境で取得する必要があるが、 この辺りを旅行する人の多くはビザが不要な国籍だったりするので、発給までバスが待ってくれない事がある。

30ドルも払っているので置いていかれると勿体無いしやや不安ではあるが、若干置いて行かれる経験をしてみたいという変な感覚ももっていたりする。 とりあえずバスに乗る時にはビザが必要な旨をドライバーに伝えて待っているように念を押した。

バスには日本人がいた。ビザを持っていない人が2人になったので置いていかれる可能性は少し減っただろう。国境で新たに2人の外国人がいたのでこれでまず大丈夫だろう。30分以上はかかった気がするが、バスは待っていてくれたので難なくベリーズシティにたどり着く事ができた。

グアテマラとベリーズの国境

ベリーズシティ~キーカーカー島

ベリーズシティに入ると黒人が多く、言葉もスペイン語から英語となるので、今までの中米とは一気に雰囲気が変わった感じがした。

今までは言葉の壁が大きかったので、初歩英語しか話せないとはいえ、何の不自由もないと感じるほどの安心感があった。 ベリーズの滞在地はキーカーカー島を予定していた。とりあえず食事をして、ビーサンを調達してから船でキーカーカー島に向かった。 シティからは1時間ほどの距離だ。

これまでは街歩きや遺跡巡りだったので、このあたりで海をはさむのはなかなか良いタイミングだった。 まずは宿探しだが、年末のせいか、いくつかの宿をまわっても満室だったり、空いていてもガイドブックに記載されている値段の3倍がざらで困った。 決め損ねると面倒な事になると思い、奮発して2泊で240Bドルもする部屋にした。

キーカーカー島

軽く歩き回ってみたが、ビーチではなく、桟橋だらけでのんびりと泳げるような感じではなかった。

島の端にレストランがあり、その辺だけ泳いでいる人がいたので海に入ってみることにした。しかしながら水はあんまりきれいではなく、泳いでいて気持ちが良いわけではなかった。 いつでもどこでもきれいな海に入れると思っていたが、ボートでちょっと離れないとそうはいかないようだ。

海は後日とし、今日のところは町をぶらぶらしよう。目抜き通りはレストランやツアーデスクが多く観光地化しているが、少し裏に入るとかなり庶民的な雰囲気だった。 観光客を相手に商売している人と、そうではない人で、この狭いエリアの中でも貧富の差が生まれているようにも思えた。

ツアーデスクで明日の半日スノーケリングツアーを申し込み、途中ランドリーも見つけたので、たまった洗濯物をお願いしてきた。 散歩しているとバスで一緒だった日本人と遭遇した。ハイシーズンでやはり宿探しに苦戦しているようだったので、あまっているベッドを貸すことにした。高かった宿も割安になったしお互い助かった。そして夜はその方と食事をした。学生で長期各地をまわっていて、キーカーカーにはダイビングの免許を取りにきたようだ。

次の旅先のメキシコで潜りたいところがあるようで、スキルを身につけつつ旅を続けるのは良いことだと思った。

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