オールドハバナ観光

訪問都市: ハバナ

観光: オールドハバナ、革命広場 、 キャバレートロピカーナ

オールド・ハバナ散策

朝食まで少々時間があったので、ソロで散歩することにした。

僅かな時間ではあったが早く街並みを見てみたくて仕方がなかったのだ。

先日は夜だったので様子があまりわからなかったが、旧市街というだけあって、建物がものすごく古い。それに走っている車も旧式のものばかり であるし、違う時代にいるようで新鮮だった。

キューバは一般的にとても安全といわれているが、casaが密集するエリアはスラムっぽい感じがする。 予備知識がほとんどない状態で旅行しに来ているので、他がどうなのかは分からないが、全てがボロボロなので、本当に安全なのかと疑ってしまう。 それに、酔っ払いにも絡まれた。

未だ朝の7時代だというのにやけに酒臭い。

暫く話し、クリスマスにパーティーをするから家に遊びに来いという内容であったが、 結局お金が欲しいだけでやけにしつこく、いつまでの付きまとってきた。 宿に戻り朝食をすませた後は、国会議事堂の周辺を散歩した。

中央公園周辺もそうだが、表通りは古いながらそれなりにきれいで観光客もいる。 今日はクリスマスイブなので、サルサのイベントだが何かがあるという話しは聞いてた。歩いているとそんなような話をしてくる2人組に会った。

丁度気になっていたところだったので、ついて行くと、ちょっとした情報を聞くためにモヒートを奢らされただけで、無駄な出費となった。 勝手に2杯目も頼んだのでやばいと思いすぐさまチェックを頼んだ。相場の2~3倍の、程よくビックリ請求だった。 挙句の果てに子供のために5CUCくれとか言い出すし、ただのたかりだったということだ。 こんなのに引っかかってしまったのが情けない。とりあえず、キューバに到着して間もないが、身なりに関係なく、話しかけてくる人は 単にフレンドリーな人もいるが、たかりの可能性が高いということがわかった。

手持ちが無くなってしまったので、観光も兼ねてオビスポ通りに行くことにした。何処かにCADECA(カデカ)という両替所があるらしい。 オビスポ通りは多くのレストランが建ち並び、観光客も非常に多かった。演奏もいたるところから聴こえてくるので、とても賑やかな場所だ。

ATMでキャッシングできたので一安心。通りの端まで行くと観光用の馬車が複数待機していた。タクシーだとつまらないが、馬車は趣があるのでアリだ。 まだ土地勘がないこともあり、ざっくりと旧市街を馬車で観光することにした。一時間程度であったが、清清しくもあり、色々見ることができた。 それに語学が弱い自分たちに、ガイドさんが丁寧に理解できるまで説明してくれた点に非常に価値を感じた。

民宿のバルコニーからの景色

街並みがめちゃめちゃ古い

民宿周辺を散歩

ハバナ観光

オビスポ通り

クラシックカーが多い

オールド・ハバナ対岸へ

旧市街の対岸にはモロ要塞やチェ・ゲバラ博物館などがあり、それにカサブランカというハーシー線の列車の駅もある。

翌日はバラデロに行く予定があり、鉄道のチケットを押さえておきたいこともあったので、観光を兼ねて対岸に行くことにした。

フェリーで行く方法もあったが、手っ取り早くタクシーで海底トンネルを通って行った。 旧市街の混沌とした雰囲気とはまるで違い、広々と開放感のある所だった。対岸からの旧市街の眺めもまずまずだ。

モロ要塞はざっと見て周ったが、博物館は見学しようと思う気持ちすら失うほどの時差ぼけによる睡魔に襲われてパスした。 途中にモニュメントのような像もあったが、素通りしてカサブランカに向かった。

カサブランカは駅があるにも関わらず、とても静かな町だった。ハバナ市内の人はこっちまであまりこないのだろうか。 タクシーの運転手も駅までの道を把握していないようだった。 列車に乗る以外に観光客が来るような場所ではないが、のどかで好きな雰囲気だったので、ぶらぶらするのも面白そうだと思った。

チケットの事前購入は不要だったようで、出発の20分前に駅に来れば良いようだった。 カサブランカからの列車もそうだが、色々な乗り物を試してみたいので帰りはフェリーで戻ることにした。

フェリーで戻る

革命広場 / キャバレー・トロピカーナ

夜はハバナのナイトスポットで有名なキャバレー・トロピカーナというところに行くことにした。

日本で言う、ナイトクラブやキャバクラとは全く別物でキューバ音楽と華麗なダンスのショーが堪能できる場所だ。

この手の物は一度も行ったことがなく、興味もそれほどなかったが、キューバで最も有名なナイトスポットの一つであるし、 どれほどのものか確認してみたい気持ちはある。22:00~24:00がショーの時間となっていて、時間にゆとりがあるので、 革命広場に立ち寄ってから向かった。

革命広場にある内務省の建物にチェ・ゲバラの肖像があり、夜になるとライトアップされるので、 夜の顔でも写真に収めておこうと思った次第だ。日中も機会があればまた訪れてみようと思う。

トロピカーナの方は2000人も収容できる野外劇場だが、ほとんどの席が埋め尽くされるほどの観光客で、流石に有名なだけある。 ネオンの前での華やかなダンサー達の振る舞いに引き付けられたし、本気で踊っているのも伝わってくる。

息つく間もないくらいに、次から次へとダンサーが入れ替わり、多彩な音楽を堪能することが出来た。 ただ、興味がある人は良いかもしれないが、自分のようにそうでない人にとっては2時間は長いだろうと感じた。

最初のうちは刺激的で楽しめたが、次第に新鮮さを感じなくなって退屈してしまった。 初めての経験であったのでそれなりには楽しめたが、一度で十分だと思った。

革命広場のネオン

キャバレー・トロピカーナ

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