香港島・九龍観光&年越しカウントダウン

訪問都市: 香港

観光: 香港島、ナイトマーケット、年越しカウントダウン

香港島観光

九龍と比べて、香港島の方が雰囲気が好きだったので、もう少し観光して満足したら九龍にでも戻ることにした。 北角のあたりに、路上市場があって、そこを通るトラムがあるようだ。市場を見るのは好きだし、トラムの2階から眺められるのは きっと楽しいだろうと思い、興味を持っていた。外を眺めていればすぐに分かるだろうと思い、そっち方面に向かうトラムにのった。 気づかずに過ぎてしまったのか、または手前で降りてしまったのかはよく分からないが、乗客が誰一人いなくなったので、終着かと思い降りることにした。

お目当ての所を見れなかったのは少々残念だが、この町は結構好きだ。先日観光したところに比べ、中国色が強くてローカルな雰囲気があった。 表通りはデパートとかの大型ビルがあったりして、街並みもまあまあ綺麗だが、少し入ると古い建物が多かったりする。 路地の雰囲気の方が好きなので、大通りに出ないように街を散策した。正体不明の漢方らしきものを売る店があったり、 細い道や階段など、路上マーケットが点在していて、歩いているだけでも十分に楽しめるところだった。 だいぶ歩き回って、香港島は満足してきた。

今日は大晦日だし、ここで宿を探すよりかは九龍に戻ったほうが選択肢が多く、 年越しを考慮しても九龍の方がよさそうだと思ったので戻ることにした。

宿探し – 15軒以上空室が見つからない

まずは宿を押さえる為、重慶大厦から見ることにした。相変わらず異様な雰囲気だ。どうしてココだけ中東系やアラブ系の人が密集しているのだろうか。 別の国にいるような感じになり、思わずムービーをまわした。そして宿は色々見たが全く空いていなかった。出来ればここに一泊したかったのだが、 10軒程見て諦めてミラドマンションで探すことにした。

ここも満室が多く、6~7軒まわってようやく空室を見つけることが出来た。何とか一安心だ。 チョンキンマンションに美味しいインド料理屋があるらしく、旅行記やガイドブックのコメントでみて気になっていたので行ってみることにした。 コースで頼んだのだが、噂どおりに美味しく、ボリューム満点で満足度が高かった。辺鄙なところにあるが、お客さんが多く、 自分みたいな感じで口コミで来る人が多いのだろうか。

重慶大厦

重慶大厦
安宿探し中。怪しげな雰囲気だが重慶大厦ではこんな感じの宿が多い。

ナイトマーケット – 毛沢東の時計を求めて

夜は廟街(ミウガイ)のナイトマーケットに行ってみることにした。大通り一本ではなく、断続的に露天が立ち並んでいる状態だった。 土産物や日用雑貨を扱う店が殆どだったが、食べ物の屋台で賑わっているところもあった。中には大人のおもちゃ専門露天が連なっている場所があり、 余りにも堂々と売っているので印象的だった。

このマーケットに来たのは、毛沢東が手を振っている時計を入手するのが目的だ。どんな時計かは分からなかったが見つけたときは 一発でそれだと思った。非常にユニークな時計で、しかも手巻き式なのが良い。時計をメインに扱う店舗はかなりあったが、毛沢東時計は3店舗ほどしか 扱っていなかった。腕時計と懐中時計があったが、後者のほうを購入してマーケットを切り上げた。

宿まではたいした距離がないので、ぶらぶらしながらゆっくり歩いて戻った。年末だけあって、外を出歩く人はかなり多く、ネイザンロードは 交通整備もされ始めていた。12時まではまだゆとりがあり、外にずっといるのもなんなので少し手前までゲストハウスで過ごすことにした。

廟街のナイトマーケット

廟街(ミウガイ)のナイトマーケット
ゼンマイ式の手を振る毛沢東の時計を探しに来た。

年越しカウントダウン – チョンキンマンション前にて

年越しの30~40分前に外に出てみると、一面人だらけになっていた。カウントダウンを行う場所とか分からなかったが、太鼓を叩く音が聞こえたので そこにいってみると、中東系の人たちが、チョンキンマンション前で騒いでいた。香港の人たちは大人しいのに、ここのエリアだけはビールを片手に 賑やかにやっていて、見ているのが面白かったので時間までいることにした。

すぐそばに大きなモニターがあり、カウントダウンを知らせた。 香港は旧正月がメインなのに、予想以上の盛り上がりだった。ハッピーニューイヤーの掛け声とともに、遠めに花火が打ち上げられるのも見えた。 昨年はマレーシアでひっそりと新年を迎えたが、今年は年越しらしい年越しとなったのでよかった。

ハッピーニューイヤー!

ハッピーニューイヤー!
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