イポー観光 – マレーシアで3番目に大きな都市

訪問都市: パンコール島→ルムゥ→イポー

観光: イポー街歩き

パンコール島~ルムゥ~イポー

ルムゥへ戻るために午前中にはホテルを出た。パンコールビレッジまでは歩いていくと結構な距離があることはここに来る時に体験済みだったので タクシーで移動することにした。ピンク色のバンのタクシーが沢山待機していたので行き先を伝えた。RM12だった。 前もってホテルのフロントで値段を確認していたが適正価格だ。フェリー乗り場までの10分位の間は、ずっとムービーを まわして島の風景を納めていた。

フェリー乗り場では何隻かの船が待機していた。どれがルムゥ行きかが分からなかったので 待合場にいる人に尋ねると丁度出港するみたいだったので急いで乗り込んだ。往路はデッキに出れるタイプだったが、今度は完全室内で ちょっと味気なかった。ルムゥに着き、早速バスのチケットを購入することにした。

行き先はこの時点では2つ考えていた。 マレーシアに滞在できるのは後2日だけだ。一つ目はクアラルンプールへ戻り、近郊を観光するプランで、もう一つはルムゥから近くて 大きな街であるイポーで一泊してその後クアラルンプールに戻るプランだ。迷ったがイポー行きのチケットを購入することにした。

見たいところがある訳ではないが、マレーシアで3番目に大きな都市だし、今後来る機会がなさそうなので寄ってみようと思った。 一時間ほどバスを待ち出発した。長距離バスというよりかは普通の市バスのような感じで、途中で何度も客を降ろしては乗せで たいした距離があるわけでもないのに2時間以上かかった。

イポー観光 – 正月休みのせいか第3の都市とは思えない静けさ

イポーに到着したときはガソリンスタンドで降ろされた。到着寸前に大きなバスステーションを見ていたので、現在地の目印になったので良かったが、 なんて中途半端な所で降ろすのだろうと思った。

イポー鉄道駅は近くに位置していた。バスは今まで結構使ったので、帰りは鉄道を利用しようと 思い、イポー駅に向かった。かなり綺麗な建物で、駅前には公園が広がっていた。ムーア風とコロニアル風の建築様式を取り入れているらしい。 翌朝発のクアラルンプール・セントラルまでのチケットを購入し、市街地まで徒歩で移動した。ホテルを押さえてから、街を散策することにした。 何箇所かの見所がガイドブックに載っていたが、殆どが17時までで時間的に無理だったので、こうするほかなかった。

ホテルから近く、地図上で目立つPasarBesarという市場に最初に行った。大きなところだったので楽しそうだと思っていたが店がやって いなかった。中には入れるが、個々の店にシートがかかっていて、準備だか片づけをしている人が何人かいただけだった。 市街地に来るときから静かな雰囲気だと思っていたが、やはり正月休みで何処も期待できなそうだ。市場の前にマックがあったのでご当地マックでも 味わってみようと思い食べてみた。味はいたって普通だ。ただし、何時間前に作ったか分からない位状態が悪く、水分が飛んでパサパサだった。

その後はすぐ近くのショッピングモールを見に行った。4階建て位で、洋服や電化製品を扱う店が多かった。ゲーム売り場もいっぱいあったが とにかく怪しかった。ソフトは40in1などの複数のソフトを一本に纏めたものばかりだ。そしてゲーム機も日本製と見せかけた製品ばかりで 変な日本語のパッケージが目立つ。よくテレビなどでやっているコピー商品を扱う中国の市場を思い出すような感じだった。

店を後にし、それほどお腹は空いていないが中国系の屋台街で食事をとった。麺類一品と何だか分からないお粥をたのんだ。 三文字で〔田 又鳥 粥〕という名前だ。食感も見た目も好きになれなかった。未だに何かは不明だが、その時はもしやカエルでは?と 思いながら食べていた。

人通りもなく歩くのに向かない状態となったのでホテルに戻りゆっくり過ごした。23時位になるとカウントダウンらしきTV番組もやっていた 一昨日がマレーの新年だったが、一般的には明日が新年だ。24時になると同時に外から花火の音が聞こえてきた。 外に見に行こうと思い準備をしているとスグに花火は鳴り止んでしまい、ささやかな祝いだったようだ。 行事事に参加するわけでもなく大人しく海外での初新年を迎えた。

イポー駅

イポー駅
ムーア風とコロニアル風の建築様式を取り入れたイポー駅

イポーの町並み

イポーの町並み
年末のためか、街はだいぶ閑散としている。

屋台街で食事

屋台街で食事
こちらも活気が無い
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