ジャカルタ観光(バイタクで市内、コタ)

訪問都市: ジャカルタ

観光: ジャカルタ、コタ、チキ二

ジャカルタに到着

ジャカルタのメインの駅であるガンビルには朝の5時半に到着した。予定よりは遅い到着であろうが、3時代とか変な時間だと 動き辛くなってしまうので、むしろ好都合だった。

今はマシになったかもしれないが、ジャカルタは治安が良いとはいえない都市なので、 とりあえず日が昇るまでは構内でおとなしくしていることにした。 一時間もしないうちに動ける状態になったので、まずはホテルを探しにジャクサ通りという安宿が多く集まるエリアまで徒歩で移動することにした。

早い時間帯ではあるが、予定のホテルに入れなくても何かしら見つかるだろう。 駅を出てすぐに乗車率の半端ない電車が目の前を通過した。電車の屋根に人が乗っているし、ドアは閉まっていないし、面白い光景であった。 街並みはどうかというと、ビルがあって車が走っている普通の都市という感じで歩いていて面白いと感じるような雰囲気ではなかった。

とりあえず宿は予定していたチプタホテルというところにチェックインできた。ホテルに入るとなんか疲れがどっときた感じがする。 時間は十分にあるので少し寝てから動くか迷ったが、自分は観光をとり、Kさんは睡眠をとった。

早朝ジャカルタに到着

ジャカルタ観光 バイク

ホテル戻るまでの2時間程度の間、ジャカルタ市内を1人で観光する事にした。 短時間ではあるが、地図を見たところ、独立記念塔を観光した後、近くにある モスクと教会に立ち寄って、時間があればもう少し足をのばしてマーケットというプランがちょうどよさそうに感じた。 まず最初の独立記念塔まではバイクタクシーで行くことにした。

バイクタクシーは全部白タクなのかどうかもよく分からなかったが、 通りに出てスクーターに乗っているその辺の人に話しかけてみたら応じてくれた。 交通量に加え一方通行も多くて、地図で見たよりもだいぶ距離があるように感じた。

運転手はすり抜けとかスゴい上手く相当乗り慣れている感じがしたが、逆走しまくり、歩道走りまくりで、交通ルールに関しては余りにも酷いものであった。 搭の目に前まではバイクで行くことができないようだったので、30から45分で戻ると伝えて歩いて向かった。 入り口まで徒歩だと思っていた以上に時間がかかったし、展望台までのエレベーターが混雑していて、展望台到着時には既に30分が経過していた。

展望台はそれ程高いものだとは思っていなかったが、登ってみると意外と高くて360°のパノラマなので見晴らしが良かった。ビルもそれなりに多いし、 街並みは一昔前の東京をみているようで、ジャカルタって都会なんだなと感じた。

時間がおしていたので、5分程度で全方向の写真を撮りまくり、 ベースフロアの博物館観光もスキップしてダッシュで運転手の元へもどった。当初は記念塔まで2万ルピアで行って、徒歩で回った後に別のバイタクをつかまえて戻ろうとしていたが、 到着時にホテルに戻るまでのすべてのプランで交渉し直しておいて正解だった。

運転手が待っていたおかげですぐさま移動する事が出来たし、 モスクと教会を歩いていたら時間が足りないとすぐにわかった。 この2カ所は中には入らず、近くから写真を撮るだけにした。そして最後に商店街だかマーケットのような場所を訪れた。ガイドブックに載っているスポットではあったが、 活気がなく廃れた感じがし、観光客が行って楽しめる場所ではないように感じた。

でも、全体的にバイクに乗っているだけでも楽しいし、短時間の観光の割にはだいぶ楽しめたと思う。ちなみにバイタクの料金は2時間で7万ルピア(700円)だ。 ホテルに戻りKさんと合流した後、近くのサティの食堂で食事をとった。 マトンが有名らしく、ガイドブックに絶品と書かれていたが、普通だったというのが二人ともの印象だ。

飲み物はソーダススとかいう不明なものを頼んだ。 グラスには何だかよくわからないドロッとしたものが入っていて、炭酸水で割って飲むというものだった。謎の正体は練乳でかなりあまいのみものだった。 最初はなんだコレと思ったが、インドネシアではポピュラーらしいので試せてよかった。

サテのお店

ジャカルタ北部 コタ観光

午前中の観光でジャカルタの中心部はざっと見たし、見所もそんなにないと思っていたので午後はどうしょうかと思っていたが、Kさんの意見でコタに行くことにした。 コタには見所があるし、場所もかぶらないので、自分にも都合がよかった。

通りすがりの人にバスを奨められたので、市バスを利用することにした。感心したのは、バスの専用路線があり、ぱっと見は酷く渋滞しているのにバスはスイスイと進むのだ。 バイクの専用道路も別の地域でみたが、このあたりは日本よりも優れていると感じた。

バスの利用者は大変多く、絶え間なく来るのにも関わらず、 満車で一度に数名しか消化できていない状況であった。ジャカルタの市バスはスリが多いという情報を目にしていたので、混雑した車内では警戒気味であった。 渋滞を横目にバスは意外と早く到着。タクシーに乗っていたら大変だっただろう。

コタにはオランダ統治時代の建物も残っていて、一見綺麗な建物を目にして、よさそうな街だと感じた。しかしそれは第一印象だけで、実際のところは 川はすごく汚くゴミを漁っている人がいるし、偽札らしき札束を持った両替商みたいな人が沢山いたりと、治安は良く無さそうだと思った。

ちょっとだけ街歩きした後は、三輪バイクタクシーのバジャイというのに乗って海洋博物館を見学することにした。 すぐそばに見晴台があり、上ってみると何気に景色がよかった。コタ地区はジャカルタの最北端なので、ジャカルタ湾が見れるし、別の窓からは街を見渡せたりする。

入るときにいまいちそうな表情を浮かべた観光客とすれ違ったので、期待はしていなかったが、個人的にはこれを見れただけでコタは満足とも思えた。 博物館の方は少しだけ見たけど、Kさんが見学している間座って休んでいた。夜行列車の疲れが出てきて、歩くのが億劫になっていたのだ。 結構広かったので見応えがありそうな場所ではあった。

コタ観光

バスでコタに向かう。専用道路があるので渋滞知らず。
オランダ当時時代の建物も残っている

コタ→チキニ→デパート

何処かを観光するのも良いが、色んな乗り物を試すのも旅の楽しみの一つにしているので、帰りは電車を利用することにした。

途中にチキニという骨董品ストリートがある駅があるので、立ち寄ってから戻ることにした。券売機とかは未だ無いようで、チケットは窓口での購入だ。駅は結構広く、路線は8つ程度あった。

車両は日本の中古品で「東葉勝田台」の表示がそのまま残っていて、他の車両も日本のものっぽい形をしていた。 車内も改造されていないので、日常なのか非日常なのかどちらともつかない不思議な雰囲気を感じてなかなか面白かった。

チキニには300メートルだか忘れたが、骨董品を扱う店が立ち並んでいる道がある。この手のものは見ても全然分からないので、雰囲気だけを味わいにという感じで、 ゆっくり歩きながら通過しただけだ。

観光客で賑わっていると思っていたが、客は全くといってもいい程いなかったので、歩いていて少々寂しいかんじがした。 端まで歩いた後は、タクシーでデパートに向かった。名前は忘れたが、ジャカルタで有名なデパートだ。ショッピングはしないので、食事とマッサージが目当てだ。

高級デパートだけあって食事は高かったが、マッサージでリラックスしたしちょっとVIPな時間を過ごせた。 ホテルに戻り、翌朝の空港行きのタクシーをブッキングした。朝の3:30に朝食をとり、それから出発という超朝方のスケジュールだ。 明日は飛行機で一旦シンガポールに戻り、それからバスでマレーシアのマラッカを目指す予定だ。

日本の車両

チキニ

骨董品ストリート

デパート

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