ランガマティ観光 – バイクで町巡り

訪問都市: ランガマティ

観光: バイクでランガマティ周遊

仏教寺院を見学 – ガイドさんが王様の長男の息子だったとは

宿泊している場所の近くに寺院がある。先日散歩をしていて手前までしか行ってないので、中を見てみることにする。バングラデシュではイスラム教が多いが、ランガマティでは仏教が中心なんだろうか。そんな感じがするところであった。 この辺の人たちは顔立ちが日本人に近いこともあり、親近感がわく。

一通り見た後に歩いていると川があり、渡し舟で対岸を行き来する人がいた。王様の家があるようなので、渡ってみた。建物の中には歴代の王様の写真が展示されていた。先日同行人の社長に挨拶しにいったが、その社長は王様の長男という話を聞いた。そして今一緒にいる人は、その息子である。その場所自体は面白いものではなかったが、そのような事実が面白いというか驚いた。

ガイドの友達の家を訪問する

歩いて何処かに行くようなので、目的地は聞かずについて行った。ちょっと奥に入るだけで随分と田舎っぽくなり、その雰囲気は好きだ。路面は土で、フラットではなく大きなデコボコがある。雨の影響で小さな水路が沢山できてこんな形になったのだろう。途中にスゴイ道があった。徒歩でしか渡れない位細く、島と島を結ぶつり橋のような道だ。サイドが湖になっているので、雨季には水位が上がって侵食されていくのだろう。

到着したところは友達の家のようだ。床はコンクリート剥き出しで、壁は竹を編んだようなもので出来ている 質素な家だった。

観光客自体が殆どいないから紹介したかったのか、その人が日本に興味をもっているから なのか、理由は定かではないが、そんなところだと思う。言葉は通じないが、歓迎の雰囲気は感じ取れる。 通訳があって、とても喜んでくれたみたいなことを聞いたときは、何もしていないのにこちらまで嬉しくなってしまった。

ガイドの友達の家を訪問
ガイドの友達の家を訪問

バイクで巡るランガマティ観光

以降はバイクでランガマティを廻る予定で、いったん宿に戻り、迎えが来るのを待った。 最初に訪問したところは「MOANOGHAE CHILDLEN’S HOUSE」というところだ。名前の通りこの地には子供達が生活している。 数は忘れたが、結構多くの人が生活しているんだという印象が残っている。 ここに住んでいる子供達は親がいないというのが主な理由だ。だいたい小学生の年齢の子供達が集まり、 学校のような感じで教育を受けながら共同生活をおくっているような所であった。

バイクを走らせ景色の良い橋の上でいったん停止した。緑が豊かでとても眺めが良かった。 今の時期は乾季なので緑が広がっているが、雨季になると今見ている景色は水の中に隠れてしまうという話を聞くと、 水害が多いと知っていてもやはり驚いてしまう。カプタイ湖の島とかもそうだが、雨季と乾季で土地の面積が大幅に 変わってしまうのは日本ではそう考えられないことだ。
その後はカプタイ湖を訪れた。人工の湖だかなんだかで、確かアジアの中で最大級の大きさだった気がする。 夕方近くで日差しも和らぎ、湖からのそよ風が清清しい。少したそがれた後、宿でチャクマの酒でも飲もうということになり 引き上げることにした。

途中で酒のつまみのピクルスみたいなのを買うらしく、市場に立ち寄った。 少しの時間ではあったが、やっぱりローカルな市場を歩くのは面白いし、独特の匂いとかもなんかそそられる。
宿に戻る途中にお酒を味見するような話になり、ドライバーの友達の所に顔を出しにいった。 そこでは真っ暗闇の中、外に御座を敷いて何人かでお酒を飲んでいた。少しの間混ぜてもらい一緒にお酒を飲んだ。 バングラデシュではお酒は飲まないので、そのようなお店は殆ど無く、仲間で集まってこの様な感じで飲むのが普通なのだろうか。

ここでもチャクマのタバコをお目にかかった。2回目だったので然程違和感はないが、やはりタバコというよりかは 怪しいものを吸っているようにしか見えない。チャクマの酒は非常に強く、40度はありそうだった。 味はよく分からなかったが、強力な焼酎を飲んでいるような感じがした。 みんなフレンドリーだったし、僅かな時間ながら楽しい時間を過ごせた。

子供たちの家(孤児院)

子供たちの家(孤児院)

緑の大地

緑の大地

カプタイ湖 アジア最大級の人工湖

カプタイ湖 アジア最大級の人工湖

チャクマ族のお酒を味わう

チャクマ族のお酒を味わう
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