シェムリアップ観光 – バイタクで遺跡巡り&トンレサップ湖クルーズ

訪問都市: シェムリアップ

観光: クバール・スピアン、バンテアイ・スレイ、タ・プローム、トンレサップ湖クルーズ

クバール・スピアン

今日はやや遠いところを観光するので7時に待ち合わせをして、最初にクバール・スピアンに向かった。 遺跡までは山道を登ること30-40分だ。100m毎に立札があり、1500mしかないのだが結構険しいところを登っていくので 距離以上に長く感じる。このエリアは地雷の撤去が完全ではないようなので変なところに踏み入れないほうが良い。 クバールスピアンは寺院の遺跡ではなく、川底に彫られた遺跡で今まで見たものと趣が違う。 彫刻の数々は200mに及び施されている。今は雨季なので川の流れで、川底の彫刻は見えづらいらしいがなかなか神秘的な ところだった。

バンテアイ・スレイ

バンテアイ・スレイは「東洋のモナリザ」と呼ばれるデヴァター像があることでも有名で、 彫刻が非常に綺麗なところだった。 1000年前の彫刻のようだが、保存状態がよく、他の遺跡と比べてみても精巧で彫りが深く、出来栄えがよい。 それ程大きな遺跡ではないが、観光客でいっぱいだった。 それに、遺跡巡りばっかりでそろそろお腹いっぱいになってきたのでサクッと済まして次に行くことにした。

バンテアイ・スレイ

バンテアイ・スレイ
「東洋のモナリザ」と呼ばれるデヴァター像
「東洋のモナリザ」と呼ばれるデヴァター像

アンコール・トム

初日にもアンコール・トムを訪れたが、時間が少なかったので再び観光することにした。 最初に見に行ったのはタ・プロームというところで、これは写真で見てすごいと思ったので是非実物を見てみたいと 思っていたところだ。 建物に抱きついて生育する巨木がいたるところに見られ、遺跡は崩壊に向かっている。 熱帯地域で数百年遺跡を放置しておくとこうなってしまうという、自然の力を目の当たりにできるところだった。 遺跡のラストはアンコール・トムだがここまででもう十分満足だった。どれも同じに見えてきたので 写真を幾らか撮って腰を下ろしてボーっとしていた。

アンコールトム

アンコールトム

タ・プローム

タ・プローム

トンレサップ湖クルーズ – 運営がかわり利用には少々注意

トンレサップ湖のクルーズは結構楽しみにしていたのだが、結果を言えばおすすめできない。 歩き方によるとクルーズは一人15ドルだが、30ドルに値上がりしていた。高くなったことは事前に調べてなんとなく 分かっていたが、ぼられているだけとも思っていた。実際のところチケットにも印刷されていたし、このまま帰るのも 来た意味がなくなるので乗ることにした。交渉の余地はあるかもしれないがなにしろ態度がでかく感じが悪い。 船頭、ガイドと3人で一隻利用した。

水上集落は1000世帯の7000人が生活していて、学校や様々なお店も水上にある。 クルーズの内容は集落を通って一旦停止、土産物屋によって戻ってくる、ただそれだけ。学校を見学するには ノートとか鉛筆を買わないとならないらしい。更にお金を出さないと見学できないシステムも気に入らないので、買う気は ないが店に寄って貰うことにした。鉛筆10本セットで5ドル、小さいノート15冊セットで15ドルというぼったくり価格。

子供たちの為とか言っているが、何に使われているか分からないので、売り子から何かを買ってあげるほうが確実だ。 昔はカンボジアの会社が経営していたようだが、韓国の会社にかわってから色々悪くなったようだ。 カンボジア人も危ない会社だと言っていた。 一人で行くとぼられるので、ドライバーとか、カンボジア人同伴で行くのをおすすめするとのことだった。 水上生活は見る価値があるが、プノンペンまでスピードボートを利用しても35ドルなので、時間が許せば プノンペンとシェムリアップ観光を組み合わせたついでに見るのが良いだろう。

トンレサップ湖クルーズ

トンレサップ湖クルーズ
トンレサップ湖クルーズ

カンボジア人と飲みに行く

全ての観光を終えてゲストハウスの近くに戻ってきた。今日のチャーターは18ドル。これまでに何人ものドライバーと 話してきたが、最初の2日間は値切りすぎたようだったので今日は言い値でOKしていた。そして良い運転手だったので チップ+ガソリンを満タンにした。先日の感じだと、その日暮らしでガソリン代も前借りが必要な状況なので明日の飯の種にでもなってくれればよいだろう。

3日間お世話になった運転手の名前はGrish。Grishと話し込んでいると彼の友達が寄って来た。 そして明日はバンコクに戻ってしまい、カンボジア滞在の最終日になるということでみんなで飲みに行かないかと誘われた。 ゲストハウスで日本人といるよりも現地の人たちと交流したほうが面白いと思っていたし、Grishの友達の中にも 話したことのある人もいたのでOKした。海外旅行中に仲良くなった人と飲みに行って気が付いたら身包み剥がされて 外で寝ていたなんて事も良くある話だが、警戒しすぎても楽しめないし、雰囲気からして問題ないと思った。

7人で小洒落た店に行き、ビールをピッチャーでガンガン飲んだ。カンボジアでは乾杯は一気だと何度も教えられ、 みんなで結構な量のビールを飲んだだろう。 カンボジア人に対して割りと控えめなイメージを持っていたが、彼らはフレンドリーで一緒にいてとても楽しかった。

そして2軒目に向かうことになった。彼らは皆バイクである。ウソかホントか飲酒運転はカンボジアでは問題ないらしい。昔の日本も多少飲んでも問題ない時代もあったのでカンボジアもまだそこまで厳しくないのだろうか。 女の子がいる店がいいとだねてきたので次のお店はカラオケバー&キャバクラチックなとこになった。 相場も分からず不安なのもあったが、ここでもみんなで楽しく飲んだ。 2件目は多く払いすぎてしまった。Grishの分は持つけどこれ以上は払わないと言って最初に幹事に渡していたが、 後から聞いたところ、それで全て事足りていたようだ。 まあ、はしごしても20ドルに満たない額でみんなが楽しんだし、 持っている人が払うが習慣だから良しとしよう。

カンボジア人と飲みに行く
カンボジア旅行記 Top