レンタルサイクルでマラッカ観光

訪問都市: マラッカ→ジョホールバル→シンガポール

観光: レンタルサイクルでマラッカ観光、ジョホールバル、リトルインディア

レンタルサイクルでマラッカ観光

ここに滞在できるのは4時間位で、少し短い感じはするが自転車なので行きたい場所を一通りさくっと観光するのはまあ可能だろう。 とりあえず天候には恵まれていたのでなによりだ。まずはメインの観光スポットであるオランダ広場へと向かった。

マラッカに何があるか よくわかっていないが、オランダ広場だけは良く写真を見かけていたので、これが自分の中でのマラッカのイメージとなっていた。 途中巨大な船が目の前に出現した。海洋博物館のようだ。自転車での移動は快適そのもので広場まではあっさりと到着した。

キリスト教会をはじめ、噴水に風車や水車、時計台に大砲台と色々なものがあった。レンガ造りや赤を基調にした建物が多いので行ったことないけどオランダっぽかった。 マラッカ川沿いには古くて美しい建物が建ち並び非常に景色が良かった。

こんな所を自転車で散歩したら気持ちいんだろうなと考えている事が直ぐに実現できるのはうれしい。 綺麗な景色を眺めながら自転車を走らせた。清清しくてチャリを借りてホント正解だったと思う。地図とちょっとした情報しか持っていないので、見学とかは余りしないで 地図を頼りにサイクリング中心だったが、全体的に雰囲気が良いのでそれだけでも十分に楽しめる。

チャイナタウンにも立ち寄ってセント・ポール教会へと向かった。 丘の上にあるので、教会もさることながら、マラッカ海峡沿いの綺麗な家々も眺められてナイスなスポットだった。 なれないチャリに体力を消耗気味であったが、ラストにまたもやマラッカ海峡に行って残りの時間をのんびりと過ごそうと思った。

先日のポルトガル広場ではなく別のところにし、岩場に腰掛けながらまったりとしていた。 風が清清しいがちょっと強めだ。空もどんよりとしているなと思っていると雨がぱらついてきた。雨具は持っていないのでこの状況はマズイ。 雨雲がスゴイ速さで近づいてきたのでダッシュで逃げた。 一通り観光した後だったので運が良かった。マラッカの滞在は丸一日にも満たない程短時間ではあったが十分に楽しめたし、 チャリで観光という新しい事を経験したのも収穫だった。

マラッカからジョホールバル

バスターミナルまではタクシーで移動し、バスはシンガポール直行ではなくジョホールバルまでのものにした。 マレーシアのバスは僅かな金額を足すだけで、快適なVIPバスを利用できることを以前の旅行で知っていたので、帰りもVIPなやつにしたのだが、 行きよりだいぶショボかった。

シートにも問題はあったが、残念なのはエンジンの調子が悪いかと思うほどスピードが遅かったことだ。 高速ではどんどん他のバスに抜かされるし、ジョホールバルまでなのに4時間もかかり、時間のロスが勿体無く感じた。 もともと雰囲気を味わう程度で良いと考えていたので優先度は低かったが、かなり短時間の滞在となってしまった。

雨も降っていて歩く気も起こらなかったので、乗り継ぐために降りたといっても過言でないほどだった。 またバスに乗ると何のために降りたのか微妙になってしまうので、別の手段でシンガポールに向かいたかった。 鉄道が良かったが、時間帯が悪すぎたので、国際タクシーを利用することにした。

ジョホールバル

ジョホールバルからシンガポール

ジョホールバルでは特に何もせず、行った事があるという事実を手に入れただけのようなものだった。 シンガポールには専用のタクシーを利用すれば国境を越えて入国が可能だ。陸路での国境越えはバス、徒歩、舟は経験しているが、 タクシーは初めてであったので、新しい経験を出来た点は良かったと思う。

タクシーで国境越え出来る国は珍しいのだろうか。知らないだけかもしれないが聞いたこともない。 コスト面を考えて乗り場でシェアしたい旨を伝えたので、4人で利用することが出来た。運転手にパスポートを預け、タクシーから降りることなくイミグレーションを通過できる。 ゲートに多くの車が並んでいる光景は新鮮であった。

運転手に出国カードが無いとか言われ一瞬焦ったが、よくよく見るとちゃんと挟まっていた。 もし本当に無かったら通してくれないのか疑問ではあった。 シンガポールに到着し、ターミナルでKさんと別行動することにした。Kさんはカトンの友達の家に泊まりにいくが、自分は賑わっているところに滞在したかったので、 リトルインディアに行くことにした。何処で降ろされたのか分からなかったが、何人かに尋ねてみたらそう遠くないようだったので徒歩で向かった。

タクシーで国境越え

リトルインディア

もう日が落ちているので、食事プラスちょっと観光するくらいだと思ったので、一番賑わっていそうなエリアのホテルを選んだ。 名前にindiaが付くもろインド系の宿だ。予想通りインド人が多く家族連れもいたので人気なんだと思った。 しかし、値段はそこそこした割りに部屋は酷かった。ドアを開けるとゴキが数匹、シーツはシミに髪の毛と明らかに交換していない。

古くても清潔なのは良いが、一見新しそうに見えて不衛生なのはキツイ。これがインドクオリティなのかと思った。 汚くて落ち着かないので荷物を置いて散歩に出かけた。インド料理やばかりで、匂いが独特だ。

勿論人もインド人だらけで、 シンガポールとは思えない雰囲気であった。電気屋のテレビの前には多くの人が集まていて、公園の近くでよく分からないボードゲームをして 盛り上がっている人も大勢いた。ただ歩いているだけでインドっぽさを感じられて面白い。 実際のインドのようにちょっと歩くたびに胡散臭い人に絡まれることも無く歩きやすい。刺激は若干少ないが、あくまでもインド風の街だ。

食事は中華系の人がやっているサテを扱う店で軽めにとった。質素な食事ながら旨くて満足だった。 帰り際、宿の近くに大きな建物があったので少し立ち寄った。日用品を中心に扱うスーパーのようなところだった。 この辺一帯の街並みは綺麗とはいえないが、海外って意外とこういう所だけは綺麗だったりして、商品の並べ方も良く、高級感ある雰囲気だった。

ちょっとしか観光してないが、シンガポールの中では今のところリトルインディアが一番好みの場所であった。 別にシンガポールじゃなくてもよくね?となってしまうが。。

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