テヘラン→エスファハーン観光

テヘランからエスファハーン – 国内線で移動

今日はイラン2都市目のエスファハーンへ向かう。

ホテルから空港まではタクシーで移動した。 途中、変わった形をしたモニュメントが目に飛び込んできた。アーザーディー・タワーというテヘランのランドマークだ。 そこを通ることを知らなかったので、チラ見とは言えちょっと得した気分だった。

空港ではベビーカーをラッピングでグルグル巻にされたが、不必要なほど巻かれ、40万リアルも取られたので腑に落ちなかった。 ここまでのタクシー代の2倍とはどういうことなのか、、 さておき、これから2都市目に向かうわけで、徐々に旅に浸かってきている感じがして、気持ちが高まってくる。

日中の移動なので飛行機からの眺めも結構楽しいものだ。

エスファハーン到着 – まずはホテル探しと交通確保

ホテルも決まっていないし、次の訪問都市も未定だし、観光前に何かと済ませておく必要があった。 ロンプラと歩き方を重ねて確認し、中級ホテルが幾つか集まっているエリアでタクシーをおろしてもらった。

ホテルは過剰供給気味なのか逆なのか全く予備知識がなかったので、歩きまわることも覚悟していたが、運良く1つめで空きがあった。 料金は70ドル。テヘランと同価格だが、部屋が広い分、割安に感じる。とは言っても、ガイドブックの倍以上なのでかなりのインフレだ。

次は翌日以降の交通手段の確保だ。戻るのか、もう1都市観光するかは未定だが、ひとまずツアーデスクに足を運んだ。 1軒目は取り扱いの種類が少なかったのでヤメて、アッバスィーホテルの向かいのツアーデスクへ。 シラーズに行くかずっと迷っていたが、半ば勢いでチケットを購入した。

購入したのは、エスファハーンからシラーズの夜行バスのチケット、それにシラーズからテヘランへの飛行機のチケットだ。 これで帰国までのルートが決まりすっきりした気持ちで観光できそうだ。

エマール広場 – かつて「世界の半分」と称えられた広場

エマール広場はエスファハーンを代表する場所で、かつて世界の半分と称えられていた。 約160m×500mの巨大な広場を囲んでモスクや回廊が四方に配されて景観もすばらしい。 広場を囲む回廊にはこれでもかというほどのショップが立ち並び買い物も楽しめるところだ。

この広場でもお茶会をしているイラン人の姿がたくさん見られ、観光地でありながら現地の人の憩いの場にもなっていてとても平和な雰囲気だ。 子供も広々とした場所に興奮したのか芝生をあちこち走り回って楽しそうだった。

世界遺産のモスクが幾つかあるが、そのうちの一つの中を見学した。 広場から見るイーワーン(モスク入り口)も彩色やきめ細やかなデザインがとても綺麗だが、ドームの天井もまた繊細華やかで見とれてしまうほど美しい。

アーケードに立ち並ぶショップをぶらぶら見ながらすごし、夕方また広場に戻った。 ライトアップされるので夕方以降のエマーム広場も綺麗だ。芝生でまったりしていると、イラン人家族から声がかかった。 会ったばかりなのに芝生に広げたマットに上がらせてもらい、一緒にお茶を飲むことになった。

意思疎通は少し難しかったが、とても友好的だった。 会う人会う人、子供をかわいがってくれる人も多いし、イラン人のフレンドリーさには和むものがある。

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