バナウェで温泉とライステラスを堪能する

訪問都市: バナウェ→マニラ(夜行バス)

観光: バナウェ町歩き、温泉地、ライステラス

トライシクルで温泉地へ

メジャーなライステラスはもう見たのでもう充分だし、バナウェの町にいても特にやることもないので朝からノープラン状態だった。

先日温泉があるという情報は手に入れていて、他には特に思いつかなかったので温泉でも行ってみようと思う。 ゲストハウスの住人とちょっと相談して、情報収集したうえで出発することにした。

ツアーは組まず、 町の中心地でスイタンバイしているトライシクルのドライバーと直接交渉して連れて行ってもらうことにした。 今日も天候が良いとは言えず、山道はぬかるんでいるところも多々あった。バイクとはいえ3輪なので、悪路でも先日ほど転びそうな気はしないので安心だ。

すごくガタガタするので乗り心地は良いとは言えないが、現地の乗り物って乗っているだけでワクワクして面白い。 途中ライステラスのビューポイントにも立ち寄った。Hhungduan Rice Teracesというところで、看板にはユネスコの世界遺産がどうとか書いてあった。

温泉の入り口までは1時間ほどの走行だった。そして温泉までは徒歩でさらに40分といったところだ。徒歩での移動中の景色もまずまずだ。 棚田の中を歩いたりもするので、もう充分なほど棚田を楽しんだ。

全裸で温泉に入り恥をかく

程よく疲れて休みたくなるころに温泉に到着した。特に秘境感もなく、その辺の河原のわきに温泉が湧いているいう感動の薄い感じだった。 出発前に水着を持ってない事を伝えたが、ガイドもドライバーも全裸でOKと言っていたので全裸で温泉につかった。

汗だくになっていたので気持ちがよいし、誰一人いないので独り占めできるのも良い。 日本ならまだしも海外でも全裸OKとは意外だと思っていたが、人がいないのなら納得と思っていたのもつかの間。

気付けばグループ客が何組もやってきて、しかも水着着用がデフォのようだ。女性もいたので気まずかったが、 かろうじてフェイスタオルだけは持参していたので少し恥をかく程度で済んだ。

本当はもう少しつかっていたかったが、なるべく目立たずに出ることに意識をとられていた。 期待ほどではなかったが、疲れが取れて帰りの足取りが軽くなった感じがした。

夜行バスまでバナウェ中心地で過ごす

マニラ行きのバスの出発時刻は19時で1時間前からチェックインなのでまだ3時間くらいの余裕がある。

とりあえず遅めの昼食をとってから町をぶらついて過ごした。先日同様に少しはずれてしまうと何もなさすぎて退屈してしまった。 いろいろ歩いた結果、中心地付近のちょっと小高い場所でお茶でも飲みながらのんびりしていた。

小さい町なので全体が見渡せ、山に民家に生活のノイズもまとめて感じられ心地よかった。 日没は早く、バスの出発時刻になる頃にはすっかり日が暮れて、僅かな街灯の明かりだけになってしまった。 フローズンバスといわれるほどの冷房MAXなバスでマニラへと向かった。

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