カッパドキア観光 – バギーで自然の大地を走り回る

訪問都市: ギョレメ→夜行でイスタンブール

観光: バギーをレンタルしてカッパドキア周遊

飲みすぎてだるい – 何してすごそうか。。

朝の目覚めはあまり良いものではなかった。若干頭が痛いし気持ちも悪かった。前夜のお酒がきいているようだ。 普段なら問題ない量だと思っていたが、初めて飲んだRakiというトルコのお酒で悪酔いしたのかもしれない。 シャワーを浴び目を覚まし、ホテルでの朝食を済ませた後チェックアウトした。

丸2日間バイクで色々周ったので、観光したいと思う場所はそれ程残ってはいなかった。なので、たまにはあまり動かずにまったりと一日 過ごすのも悪くないとの思いもあったし、アクティブな方向で前2日と違った楽しみ方をしたいという思いもあった。だが天気は思わしくなかった。

とりあえず昨日のレンタルバイク屋に足を運び、チャイを飲みながら予定を考えていると、店頭に張れれているバギーツアーのポスターが目に入り 非常に興味がわいてきた。バギーには乗ったことがないが、ガイドがいれば大丈夫だろうし、前日とは違った楽しみ方が出来ると思った。 尋ねてみると、ガイドは今学校に行ってていないらしい。ツアーではなく、バギーだけを貸すことも可能との事だった。 隣のレンタル屋にも聞いてみたが、ガイド付きしかダメで非常に高値であった。

結局バギーだけを借りることにした。値切りに値切って6時間(ガソリン込)で110トルコリラで借りた。ガイドがいない代わり2倍の時間借りれるといったところだ。 おすすめのルートをマーカーで記した地図をもらい、ファスナーの壊れたカッパを借りて、ルートの入り口まで案内してもらった。 ギアのようなものが付いていたので、てっきりマニュアルかと思っていたが、ドライブ、ニュートラル、バックの3つだけなのでオートマとかわりはない。

バギーに挑戦 – カッパドキアの大地を走り回る

初めてのバギーでしかも天気は雨。ちょっと敷居が高いんじゃないかと不安になりながらのスタートであった。 舗装路をちょっと走らせてみただけでも運転は難しく感じた。普段バイクに乗っていればなんとも無さそうにも思いそうだが、アクセルはレバーだし、 なによりもハンドルを切って曲がるというのが非常に難しい。バイクに乗らない人の方が変にクセがついていないので乗りやすいんじゃないかと思うほどだった。

ダートに到着して、荒れた道を走らせると、今の技量では怪我をする可能性が高いと思った。段差でタイヤをとられた瞬間とか思わず足を出してしまう。 バイクでは悪路のコーナーではハンドルが切り込まないように逆ハンドルを切るが、このクセも出てしまう。 頭では分かっていても、瞬時の危険回避では思ったように体がついていかなかった。

練習が必要だと思ったので、広くてフラットな場所を見つけるとしばらく 走らせて感覚を身につけるようにしていた。慣れてきたところで、徐々に高低差のある道やバンクのある道も走らせられるようになってきた。 下手するとバキーを転落させてしまうんじゃないかというヒヤヒヤする場面も幾度となくあったが、行動範囲は広がっていった。 道はあってないようなもので、実際に走ったルートは全く把握していない。

有名どころだとローズバレーは行ったと思う。バルーンの離陸ポイントとかもあった。 丘があればとりあえずのぼっていき、走れそうな道があればとりあえず走ってみるといった感じで、何処かを目指すわけではなく、 なんとなく面白そうな場所を見つけては走らせていくというスタイルで、ひたすら自由気ままな走行を繰り返していた。

通った道には以外にも歩行者が大勢いた。トレッキングツアーもあるようで、何時間も歩いているようだった。じっくりと景色を堪能するにはトレッキングも良いかもしれない。 バギーで走らせていて、道が狭くて先に進めずUターンする場面も何回かあったし、急すぎて通れない場所もある。 狭くじっくりとならトレッキングで、広くざっくりとならバギーといったところだろう。

自分は後者のスタイルの方が好きで、 通常のバイクでは走れないような道ばかりを走ってきたので、見る景色も全然違うし、レンタルで自走の観光といっても前2日と比べると全く別の楽しみ方が出来きたので バギーを借りて正解だった。

レンタルして最初の1時間くらいで、6時間は長すぎるから3時間位でよかったかなーと思ったが、乗り慣れてくると色んな所を走ってみたくなるし、 景色が良いところが非常に多く、頻繁に停車させたくなってくるので、丁度良かったかもしれない。 丘の地域だけでなく、主要道路から入れる砂利の脇道とかも走り回り、ひたすら乗り尽くした充実した6時間であった。

バギーに挑戦

バギーに挑戦
思っていたよりも運転が難しい。練習に最適なスポットを発見!
カッパドキアの景色
自由度が高くて面白い。
バギーで悪路走行
慣れてきたら悪路だって走っちゃいます

カッパドキアからイスタンブールへ – 同席者がバスで置いてきぼりをくらう!?

イスタンブールへ戻るバスの出発まではまだ時間があったので、ロカンタで食事を済ませ、ホテルに預けていた荷物を引き取ってのんびりと過ごしていた。 これからまた12時間位のバス旅となる。往路はわくわく感で長時間でもなんとかなるが、復路はなんだか味気なく寂しい気分になってしまう。 でも、カッパドキアの滞在は2泊3日という短い時間ではあったが、まる3日間観光し尽くして満足していたので、心残りはなかった。

バスでは両隣が日本人だった。バスに乗っている日本人は他にいたかどうかといったところだったので、たまたまではなく、あえてまとめたんだろう。 一人はフランス在住で、もう一人は偶然にも帰りのフライトが同じであった。半分以上は寝て過ごすにしても、話し相手がいるのはよかった。

明け方だったのでイスタンブールのすぐそばだったと思うが、うち一人がバスに置いていかれてしまった。トイレ休憩ではなく、単に乗降の為の停車だったっぽかった。 まだ戻ってきてない旨を伝えても全くとりあってくれなくバスを走らせてしまったので心配していたが、立ち回りが早く他のバスに乗って合流できたのでよかった。 自分もトイレ休憩だと思って降りていたので危ないところだった。偶に話で聞くが、目の前でこういうことが起こるとは思っていなかった。 海外はすごく適当なので、エンジンが停止していない場合はバスから降りない方が良いということだ。

夜行バス

トルコで評判が良いといわれているMetro社のバス
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