マカオから広州

訪問都市: マカオ→珠海→広州
観光: イミグレーション周辺の市場とか
マカオから広州
明朝の便で帰国となるため、実質今日が最終日となる。 香港とマカオはそこそこ観光したので、今日は時間にゆとりをもって広州に戻ることにした。 マカオの滞在は午前中のみに留め、街歩きをしながら写真を撮り、食事を済ませた後に 入出国ゲートへ向かい珠海に入ることにした。 マカオ出国時に免税店でお土産を購入することにした。広州の空港の品揃えが不明だったし、 時間もあまりないと思ったので、ここでの購入が無難と感じたからだ。 持っていた香港ドルはほぼ使い切り、初日に両替した中国元も併せて使用したため、最両替しなければ、残りの一日を 過ごすのには心細い手持ちとなった。
珠海に入り、イミグレのマーケットを散策した。行きに通った時は殆ど素通りで あんまり見ていなかったので、一通り歩いて回ってみた。かなりの数の店があるので大抵の土産品はここでも購入できる と感じたが胡散臭い。例えばグッチやコーチの柄をした財布や鞄は100元程度から売られており、物を見なくても偽物と分かる。 中にはまともな物もあるかも知れないが、お酒とかも本物か分からないのでまともなものを買うのには向いて無さそうだ。
両替所は見つからなかったので、一回外に出て、視界に入った銀行に行ったが閉まっていた。しょうがないので もう一度マーケットに戻って聞きながら探した。国境とはいえ、中国に戻ってしまうと英語の通用度は殆どゼロになってしまい、 何度も聞いてようやく見つけたのが携帯ショップだった。
よくよく見ると、お金のやり取りをしている人がたまにいるが、 両替を思わせる文字が何処にもないので、両替所と気付くことはそうそうないだろう。 広州に戻る準備も出来たので、バスターミナルに行くことにした。地図を見た感じかなり近そうだったが、尺度が大きくて 何処にあるか分からなかったので、タクシーで行くことにした。
イミグレから街の途中くらいにあると思ったが、 実際のところマーケットを降りたところにあり、灯台下暗しって感じだった。 珠海から広州まではバスで2時間半位だ。珠海は海に面しているので、バスから海が眺められ、周辺の建物も 比較的綺麗なので、思っていた以上に中国らしくない景色だった。
イミグレーション付近
広州
バスの終着は広州中国大酒店という所だった。広州には違いないが、何処なのか全く分からないし、 そのホテルもかなりの大型店なのにガイドブックには情報がなく、不親切だと感じる。 せめて都市間のコネクション部分の情報は載せてほしいものだ。
バスを降りたときは雨が強く、これといった観光地もないため、現在地を確認した後ホテルを探すことにした。 すぐにホテルはどうだと声がかかる。多くのパンフレットを持っていて、値段もあまりにも安い。 怪しい人なのか、それとも仲介を専業としている人なのか。とりあえず身なりはスーツを着ていて綺麗だ。 ホテルの場所を確認した後、一緒に車で移動した。何事もなく、請求されたのは移動費の20元のみ。
タクシーでも初乗りで行かないので、全く吹っかけていない感じだ。名刺をもらったところ、割引表のようなものが書かれていて 仲介屋ということが分かった。広州では2泊とも仲介でホテルをとり、しかも半値くらいだ。通常は手数料が上乗せされて 自分で探すよりも幾らか高くつくものだが、どうしてこんなに安いのか不明だ。これでも空室を出すよりましということで 十分ということだろうか。
初日に広州で泊まったところよりかは栄えた場所ではあったが、面白そうなものは全然なかった。 広州は観光不毛地帯といわれているが、その通りだと感じた。日本で繁華街以外だが、交通量がある程度ある 場所を歩くのとそう変わらないと思った。そんな訳で、ほどほどで切り上げて翌日に備えてホテルでゆっくりすることにした。
バスで珠海から広州に向かう
ホテル周辺
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