バゴー観光 – バイクでローカルな観光をしつつ良き国民性を感じる
訪問都市: バゴー→ヤンゴン
観光: シュエグーガラー・パヤー、シュエターリャウン寝仏、
村訪問、工場見学
バゴー観光 – ローカルなスポットを中心に巡る
今日は先日あったミャンマー人に色々なところに連れて行ってもらう予定だ。 バイクを持っていないのだが借りてから案内してくれるという。 バイクは一日5ドルで借り、ガイド料は特に決めず気持ちで良いという。 昨日大抵の見所はまわったので、本に載っていないところを中心に観光した。
名称が分かるのはシュエグーガラー・パヤーと先日勘違いして見ていたシュエターリャウン寝仏位だ。 観光後に家に遊びに行き、3時頃のバスに乗ってヤンゴンに戻る予定だったので 一箇所に時間を掛けずにさくさく沢山の場所をまわった。
シュエグーガラー・パヤーは 小さい仏塔だが、内部に回廊があり入ることが出来る。中には64体の仏像が安置されている。 東西南北と更にそれを半分に割った八つの方角があるので、一辺に8体ずつで合計で64体あるらしい。
シュエターリャウン寝仏はバゴーで一番有名な寝仏だ。全長は55mで千年ほど昔に健立されたと 考えられている。昨日見た寝仏と比べてみるとシュエターリャウン寝仏の方が装飾に凝っていて 精彩な感じがする。今は綺麗に祀られているが、この巨大な像がジャングルに埋もれていたと いうから驚きだ。
その他にも多くの仏塔を見たが、ガイドブックに載っているのはほんの一部で、 全く不自由しないくらいに点在している印象を受けた。
その他に村に訪ねたりもした。 観光地は容易に見れるが、もっとローカルな所を見ようとすると何処に何があるのか分からないので 案内してもらってありがたかった。最初の村では椰子酒(タンヤイン)というお酒を飲んだ。 名前の通りヤシの汁から作ったお酒だ。アルコール分はあまりなく、酸味がかった味がした。 同じ場所にココナッツのお菓子を作っている場所もあり、少し見学させてもらい、出来立てのお菓子を頂いた。
次の村では工場見学をした。工場に行くと行っていたので普通に機械があって何かを作っているのを 想像していたが、近代的なものではない。布の工場では今ではそうそう見ることのない織機を使って 布を作っていた。次は葉巻工場を見た。建物の中にはぎっしりと人が座っていて葉巻を作っていた。 ほぼ全員が女性で、小さな子連れの人も何人かいた。街中の路上で葉巻が売られているのを良く見るが ここで巻かれた物だろう。
シュエグーガラー・パヤー
白いパゴダ
小さな村を訪問
ミャンマー人の家に招待される
観光の途中で運転手さんの家に遊びにいき、食事をご馳走になった。ミャンマーの食事はあまり口に合わず、暑さと疲労で食欲が無くて進まなかったのは申し訳なかったが、会ったばかりの人を家招いてもてなしてくれたことに対してすごくうれしく思う。 日本では稀なことだが、ミャンマーでは割とあるようで、穏やかな国民性も魅力のうちの一つだと思う。
先日は庭で話をしただけだったので家にあがるのは初だったが、4畳程の広さでテーブルと棚が置いてあるだけで 質素なつくりだった。6人家族なので家の中は窮屈そうだが、家族間の距離が近く、人と自然に囲まれ心豊かな生活を送っているように感じる。 その後も多少観光し、程よい時間になったところで一旦ホテルに戻った。
家の前にて
引き続きバイクで多数のスポットを観光
タバコ工場
ローカルマーケット
バゴーからヤンゴンへ – ミャンマーの人達はみんな親切だ
バスでヤンゴンまでは3ドルで行けるが、そこからダウンタウンまではタクシーで10ドル位かかる。 バゴーからヤンゴンに戻るタクシーをつかまえることが出来れば15ドル位で行けるらしい。往路の半値くらいだ。
ホテルのオーナーと運転手さんが一生懸命タクシーを探してくれ、30分位も粘ってくれた。残念ながらつかまらず、バスターミナルに行き先日購入したチケットの時間を変更してもらうことにした。出発までは1時間あったので、一緒に近くの路上市場に行き少しぶらついた後にバス停近くの 屋台でバスが来るのを待った。
この時も店に来ていた人も一緒にタクシーを探してくれた。会ったばかりの一人の旅行者に対しここまでしてくれるのかと思い、ミャンマー人のやさしさを感じた。 バスに乗り、近くの席の人に降りる場所を伝えてくれ、安心してヤンゴンに向うことが出来た。
バスを降りて現在地を調べようとしていると直ぐに日本語学校の学生にあった。ダウンタウンまでは歩いていける距離ではなく、時間があるので送ってあげるという。お言葉に甘え3輪タクシーで向った。 立て続けに良くして貰い、ミャンマーはいい人が多いという印象が一層強まった。
ホテルのチェックインを済ませ、送ってもらったので一緒に食事をした。 旅をしていると色々な人に会うので面白い。夜だったので余り時間がなかったのが残念だ。 せっかくなのでもう少し関わりがあればよかったと思った。
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