ダッカからチッタゴン丘陵地帯ランガマティへ

訪問都市: ダッカ→ランガマティ

観光: ダッカ市内を少々、あとは長距離バス

ようやくダッカの街にでる

うまく待ち合わせが出来るか少し不安があったが、予定通り落合うことが出来た。 いよいよ外に出れるときが来た。家を出てから丸一日。どの様な世界が広がっているのかと期待が膨らむ。 バングラデシュに旅行に行く人は少なく、情報もあまり入らないので、結構未知なところでもあり、緊張も高まる。

まずはランマガティ行きのバス停に向かう為、車に乗せてもらい移動する。 外の景色は思っていたよりも綺麗だった。普通に車が走っているし、建物もそこまで古めかしい感じもしない。 道のコンディションも予想以上に良かった。もっと混沌としているかと思ったが、意外と普通の都市だ。 途中で食堂に入り、バングラデシュ初の食事をとる。チキンカレーとナンを食べたが、味はまずまず。

なかなかカオスなダッカの町並み

そして、ココからバス停まではリキシャを使って移動した。ダッカが予想より綺麗だと思っていたが、それは 空港付近の大通りだけで、街の中心部に出るとそんなことはなく、期待していた状態だった。

細い道に多くのリキシャが行き交い、日本との大きなギャップで海外に来た実感がすごく沸いてくる。 ほどなくバス停に到着する。チッタゴン行きのバスはサエダバット・バスターミナルから出ているのだが、 到着したバス停から行けばランガマティまで直行でいくことが出来る。 ガイドブックにも直行バスの情報はなく、このバス停にはバスを連想させる絵も英字も全くないので、 旅行者が利用することはそうそうないような感じがした。

バス停で友達の父と待ち合わせて、ランガマティまで同行してもらうこととなった。 ランガマティ出身だが、現在はダッカにいて、仕事の関係でとんぼ返りになるようなので、 非常にありがたいが、申し訳ない感じもする。

ダッカでリキシャに乗る
ダッカでリキシャに乗る

チッタゴン丘陵エリアのパーミッション

チッタゴン丘陵に入るためにはパーミッションの取得が必要となる。通常であれば前日に申請すれば良いのだが、 現在は10日以上前の申請が推奨されている。 というのも、外務省の安全ページで言うところの危険レベルが1つ上がっており、渡航の延期を勧める状態であったためだ。

短期旅行では入域できない可能性があることを懸念していたが、事前に手続きをしてもらったし、同伴だとチェックポイントでのトラブルが避けられるので、とても心強かった。

バスでダッカからチッタゴンに移動中
バスでダッカからチッタゴンに移動中

ダッカからランガマティへ – 荒々しいバスの運転に耐えること10時間

ランマガティまではクミッラを経由して10時間かかった。予定よりも遅れての到着で非常に長いバス旅だった。 鉄道ではもっと長時間乗った経験が何度かあるが、バスはこれが最長かもしれない。 もともとバスには酔いやすいほうで、運転も荒く、窓からは爽やかな風が流れてくると思いきや、 排気ガスだらけだったので、大分気分が悪くなってしんどかった。

到着した頃にはすっかり夜になっていた。家を出てから40時間もかかり、やっと目的地に着いたかんじだ。 そして、何事もなく入域できたのも同行してもらったおかげなので感謝している。 今日は時間がないので、みんなで食事に行き、観光は明日からが本番だ。

ランガマティで泊まった宿

バングラデシュ旅行記 Top