ランガマティ観光 – ボートでカプタイ湖周遊

訪問都市: ランガマティ

観光: カプタイ湖クルーズ、シュボロン集落

ランガマティ

ランガマティでの観光は現地の人に同行してもらう予定で、友達経由で色々と手配してもらった。 観光スポットは全てお任せしていて、今日はボートでカプタイ湖を周遊するのが主なところだ。 ボートの準備に少し時間がかかるようなので、それまでの間近辺を散歩してみた。

先日は夜に到着したし、今まで移動ばかりで自分の足で街を歩いていなかったので、宿で待ってはいられなかった。昨日は町の様子が暗くて全く分からなかったので、とても新鮮な感じがする。 田舎の町といったところで、商店とかもとりわけ変わったものが売っているわけでもないが、 おだやかな雰囲気があって結構好きだ。

ボートの準備ができ、湖に出る前に、同行人の職場に足を運んだ。その人は友達のいとこで、2日間お世話になる人だ。そして同僚等、何人もの人にもお世話になる。おそらく仕事を休んで案内してくれているので、紹介するために来たのだろう。社長と顔合わせをして、自分のことや日本のことを幾らか話した。

カプタイ湖クルーズ – シュボロンという集落の島へ

乗り場まで行き、停まっているボートを見るていると気持ちが高まってくる。 乗る前の状態であっても既に結構よい田舎風景だし、これから大きな湖に出れることを考えると楽しみだ。

ゆっくりと船を進ませ、ほどなく景色が開けてくる。この時期のバングラデシュは夏で気温は高いが、自然の中をボートで移動していると、とても清々しい。所処に湖を生活の一部としている人が見られたり、島と島を行き来する船などとすれ違ったりした。

目的地はシュボロンというところで、そこまでは2時間位の船旅だった。シュボロンもカプタイ湖にある一つの島で、集落になっている。到着してまずは食堂でチャクマの料理を食べたが、一般的なバングラデシュの料理と比べて手の込んでいる感じがして、程よくスパイシーで美味しかった。

その後に村を歩いたが、こじんまりとしているが、学校やセキュリティオフィスもあり、商店も立ち並び 一つの町として纏まっている感じがした。自然に囲まれていて、建物も木造の小屋ばかりなので雰囲気もよかった。

シュボロン

シュボロン
シュボロンという集落の島へ降り立つ

ジャックフルーツやライチが多く取れる島

他島にも訪問した。こちらはパッと見は人が住んでいるとは思わないくらい、自然が残されているところだったが、歩いているとちらほらと家が建っている。30世帯が住んでいるようだ。

この島ではフルーツの木が多く、ジャックフルーツやライチが多く取れる。ある家族のところに訪問したが、ライチを収穫していた。ボートでの移動中もフルーツを運ぶ船を何度か見たので、この地域の人々はフルーツを街で売って生計を立てているのだろう。

チャクマの伝統的なタバコを見ることが出来たのもよかった。タバコといっても竹製の大きな水パイプなので、 前置き無しにいきなり銜えて出てきたときには少々ビックリした。

この島では木陰でライチを食べて、話しながらのんびりと過ごした。ランガマティの奥地へは一人でふらっと立ち入れる所ではない。異文化を見ることが出来たのはサポートがあってこそなので、お世話になったみんなには感謝している。

チャクマの伝統的なタバコ

チャクマの伝統的なタバコ

ローソクの明かりで食事をする

町に戻ったころは夕方で、夜は出歩けないので食事するくらいしかない。 近くの食堂にてナンを食べることにする。カレーも欲しいところだが、ここはナンの専門の店で ルーは別の店に行かないとない。しょうがないので、ナンとチャイのみで済ませた。

ランガマティでは頻繁に停電にるので、ローソクが常備されている。ホテルもそうだし、この食堂もそうだ。 店の中にいるのにこんなに暗闇の中で食事をしたのは始めての経験だったかもしれない。

食堂

これでも一応食堂。暗闇の中食事をする。
頻繁に停電が起こるのでろうそくが常備されている。ここまで暗闇で食事は初めて。
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