バンコクから陸路でシェムリアップへ – アンコール遺跡とプノン・バケン
訪問都市: バンコク→アランヤプラテート→ポイペト→シェムリアップ
観光: アンコールワット、アンコールトム、プノン・バケンのサンセット
バンコクからアランヤプラテート(タイ側国境)
バンコクのスワンナプーム国際空港の到着予定時間は23時過ぎだったが、予定より早く22時半には到着した。 これからカンボジアのシェムリアップを目指すが、移動手段はカオサンからのツアーバスを利用するか、自力で 鉄道またはバスを利用してまずアランヤプラテートに行くのが主なところだろう。 鉄道の方が好きだったが、始発まで待つのが面倒だし、移動時間も少々長くなるのでバスでの移動を選択した。
北バスターミナルから3:30発のアランヤプラテート行きのバスが出ている。時間にゆとりがあるので一旦街に出て 腹ごしらえをしてからバスターミナルに行くことにした。空港からはエアポートバスを利用した。あまり調べずに 乗り込んでしまったため、ちょっと面倒だった。40分位乗って途中下車した。場所もよく分からないところだったが、 屋台が並んでいたので食事を取りながら少しぶらついた後にトゥクトゥクをつかまえてバスターミナルまで行った。 時間を持て余して暇だったが、無事に始発のチケットを購入でき、バスに乗ることができた。
国境越え – カンボジア国境は噂通り賄賂を求められる
アランヤプラテートまでは4時間ちょっとだったと思う。イミグレーションまでは近かったが、分かりにくかった。 ビザの代理店に連れて行こうとする人がやたらと多く、しかも割高(1200B~1600B)なので無視するのが一番だろう。
国境でのビザ取得は20ドルだ。しかしながら1000タイバーツを要求された。陸路でタイからカンボジアに入るときは賄賂を求められるという話はよく聞いていたが、そんな状況に直面した。ドル換算するともちろんタイバーツの方が高額となる。
バーツの手持ちが少ないからドル払いにしたいと交渉し、最終的には20ドル+100Bを払うことにした。100Bが手数料という名の賄賂だが、それを支払うのを拒否すると、運が悪ければ入国拒否を食らうケースもあるようだ。そのため、面倒を避けるためにさっさと支払ってカンボジアへ入国した。
国境越え
ポイペト(カンボジア国境)からシェムリアップへ
カンボジア国境のポイペトは何かと評判の悪い街だ。一緒に行動できる人をバスの中かアランヤプラテートで見つけようと 思っていたが、予想以上に観光客が少なく、単独行動することになった。タクシーをシェアしてくれる人を探して ふらふらしていたがなかなか見つからない。客引きも多く、しかもなんか感じが悪い。 さっさと通過したほうが無難な雰囲気を感じた。
結局はシェムリアップに行くカンボジア人が見つかり10ドルで行くことができた。 後ほどこのルートを通った日本人聞いた話だが、ぼられるだけでなく、荷物を取られたり、囲まれて脅かされたりと トラブルに巻き込まれる人があとを立たない。以前よりも治安が良くなったとはいえ、危ない空気が漂っているので 常に警戒するべき所だと思う。
シェムリアップまでの道は最近舗装が完成してスムーズに移動でき、3時間位だった。昼過ぎに着いたのだが、寄り道せずに 上手く移動できれば夜にバンコクについても翌日の午前中にはシェムリアップに到着できると思う。 バスやピックアップを使った人の話だと、かなり時間が掛かるようだった。
ポイペトからシェムリアップへ
シェムリアップ観光 – アンコール遺跡&プノン・バケン
シェムリアップに到着し、早速ゲストハウスにチェックインする。タケオゲストハウスというところで日本人宿だ。 その横のチェンラーゲストハウスと迷ったが、普段は日本人宿は使わないのであえてそこにとまることにした。 移動ばかりで寝不足だったが、時間がもったいないのでシャワーをサクっと浴びてバイタクをつかまえることにした。
この時の時間は13時半頃だったと思う。全然プランを考えていなかったので、無難にアンコールワットとアンコールトム 回ることにした。そしてプノン・バケンで夕日を見たいと伝えた。言い値は15ドルで6ドルまで値切った。 3日間のチケットを購入して、最初にアンコールワットを観光しにいった。
写真やテレビで何度も見た姿だが、 実際に目の前に立ってちょっと感動。スケールが大きいし、形も非常に綺麗だ。そして次にアンコールトムを訪問した。 一辺3kmの城壁に囲まれた大きな都城だ。時間にゆとりがなかったので後日来る予定で、軽めに見て回った。
バイヨンが印象的だった。アンコールワットの方が凄いが、こっちの方が観光客が少なくて落ち着いて見れるし 遺跡の雰囲気も好きだ。
日が沈み始めてきたので駆け足でプノン・バケンに向かった。プノン・バケンはアンコールワットとアンコールトムの 間に位置する丘で、夕日を見るのに絶好のスポットだ。20分ほど丘を登り遺跡に到着。かなり多くの観光客で賑わっている。 雲がかかっていて、最後まで沈むまで見ることは出来なかったが、地球の中心に立っているような 壮大なパノラマビューは最高だった。
アンコールワット
アンコールトム
プノン・バケン
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