クアラルンプールからパンコール島(自然豊かな素朴な小島)

訪問都市: クアラルンプール→ルムゥ→パンコール島

観光: パンコール島

バスでクアラルプールからルムゥへ – パンコール島の玄関口となる港町

バスの出発時間は朝の9時だ。売店で朝食のパンを購入しすぐにプドゥラヤバスステーションへ向かった。 チケットは若干高めだったのでラグジャリークラスだろうと思っていたが、指定の停留所に待機しているバスは観光向けと いうよりかはボロ目のバスだった。9時になり出発しそうな気配だったので、乗車待ちの人にルムゥ行きかを尋ねると次のバス だといていた。少し待っていると綺麗なバスが来た。

自分の席の列は隣席がなく足を伸ばせるくらいの前方スペースがあり 十分すぎる位快適なスペースだった。料金に+30%加算されているのはおそらくこの違いだろう。長距離の移動ながら僅か200円の違いなので このほうが絶対に良いと思った。最初の内は景色を見ていたが、若干寝不足だった為気がつけば寝ていた。 目が覚めたときはイポーでのトイレ休憩のときだった。小専用かと思えるほどの短い休憩のあとに出発し、そこからルムゥまでは 一時間ほどで到着した。多分14時位だったと思う。クアラルンプールにいたときよりも日差しが強く感じられ、暑くてしょうがなかったが、 海で遊ぶには良い天気だと感じた。

ルムゥ行きの長距離バス

ルムゥ行きの長距離バス
クアラルンプールからパンコール島の玄関町ルムゥへバスで向かう。マレーシアのバスはものすごく快適!

フェリーでパンコール島へ

バスを降りたはいいが、フェリー乗り場が何処にあるかは分からなかったので軽く歩いていると直ぐにそれらしき所が見つかった。 丁度その時に観光案内所らしき所の人に声をかけられた。話しかけてくる人は怪しいという考えがあったが、情報も得たかったので 中で話をすることにした。その人曰くマレーシアの祝日で混んでいるからホテルを予約してから行ったほうが良いそうだ。 そして写真と料金表を纏めたホテル案内を見せて、このホテルしか空いていないという。

そんな都合良く一箇所だけしか 空きがないとかあるのだろうかという気持ちと、マレー暦の新年で一番混雑するシーズンであることも既知だった為考えた。 一泊でRM120で気持ち高いかなというくらいだった。本当に満室だったら洒落にならないし、保険として抑えたほうが賢明だと思ったので その方向で話をした。値切ったところ2泊でRM200になり、往復のフェリーチケットもただにできた。

フェリー乗り場は子連れの現地人が多くフェリーを1本見送らないと乗れない位混雑していた。そして肝心な水質は乗り場の時点では 残念な程濁っていた。島までは約20分だが、綺麗になっていくのだろうかという不安を抱えたまフェリーは出発した。 降りたところは2つ目の停留所のパンコール・ビレッジという所だ。ホテルは丁度反対側にあるが、車で20分もあれば一周できる程の 小さな島なのでのんびり歩いていくことにした。

30分程歩いたが、全く栄えた場所が見える気配がなく、暑さでばててきたので 道を尋ねると遠いからタクシーを使うべきだと勧められた。結局タクシーを使って目的地のテロッ・ニパー村に行くことにした。 半分は歩いたみだいだったが、途中坂道だらけでタクシーに切り替えて正解だった。

パンコール島はメインの道が一本で島を一周できるつくりになっているが今まで通った道に比べ、道の両サイドに店が並び 賑わっている。そして店の直ぐ裏はビーチなので楽しそうな雰囲気だ。 ホテルはすぐに見つかった。お洒落で清潔感があり良いホテルだった。明るいうちに遊ぼうと思い、荷物を置きビーチにでた。

フェリーでパンコール島へ
フェリーでパンコール島へ

メインストリート

メインストリート
パンコール・ビレッジに向かう途中。こんな感じの一本道が島を一周している。

パンコール島 – 豊かな自然が息づく素朴で小さな島

日本では冬で寒いのに暖かい海で泳ぐのは気持ちが良い。海はあまり好きな方ではないが、結構楽しんでいる自分がいた。 透明度は低く、透き通る海とは程遠いが汚いと思うほどでもない。綺麗な海はマレー半島の東側で現在は雨季なので この季節で遊べるビーチとしては許容範囲だろう。

少し泳いだ後にガイドブックを眺めているとコーラルベイ透明度が高く綺麗だという表記を見つけたので行ってみることにした。テロッ・ニパーから少し北に位置していて、歩いても直ぐの所だ。 コーラルベイの方が確かに綺麗だった。ビーチは白く、浅瀬では小魚が泳いでいるのが見えるくらいだった。だけど人は少なくなんでみんなはこっちに来ないのだろうと思った。

夕食は一本入った落ち着いたレストランで食事をとる事にした。メニューを見ても多すぎて何がよいか分からなかったので BBQセットをたのんだ。パンコール島では漁業が盛んなのでシーフードを中心とした内容だ。蟹の姿焼きがメインぽかったが、 普段食べないので、苦戦してやけに汚い食べ方になってしまったがそれなりに美味しかった。気がつけばレストランも閉店の時間を迎えていた。1泊にしようかと始めは考えていたが、思ったよりもあっさりと時間が 過ぎていったので2泊にして正解だった。 ビーチからギアム島とメタンゴール島はスグ傍なので翌日は行ってみようと思う。

のんびりした雰囲気のビーチ
のんびりした雰囲気のビーチ
メインストリート
海沿いのメインストリート。素朴な雰囲気。
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