フィリピン(マニラ) 旅行記 -2日目
訪問都市: マニラ
観光: リサール公園、イントラムロス、バクララン、マニラ湾
リサール公園、イントラムロスとか
今日は丸1日を観光にあてられる最初で最後の日なので、朝はぼちぼち早く起きた。 7時位にホテルのビュッフェで朝食をとり、まずはホテルの近くにあるリサール公園を散歩することにした。
公園も含めてこの辺一帯は観光スポットになっている。ガイドブックに書いてあったが、前回来た時は全く気づかず エルミタ・マラテは見所は無いなと思っていただけにちょっと得した気分だった。
地元民の憩いの場所になっていて朝から結構人が多くて賑わっていた。夜の街並みとはうってかわって 穏やかな休日の雰囲気だった。公園内では日本庭園に入ったが、客はゼロだったし、どのへんが日本庭園か分からないくらい貧粗だった。
その足でサンオーガスティン教会、マニラ大聖堂をまわった。サンオーガスティン教会は世界遺産らしい。見所の少ないマニラだが、そこには それなりに観光客もいた。2人とも興味があったわけではないので中は見学せずに軽く写真を撮る程度だった。 マニラ大聖堂も写真を撮っただけだ。工事中っぽくてそもそも中に入れなかったかもしれない。
イントラムロス（旧市街）の町歩きは雰囲気が楽しめるけど、観光スポットと良くない場所が隣り合わせになっている気がして 実は治安の悪い場所なんじゃないかと思った。
次は電車でバクラランに行く予定だったので最寄り駅までペディキャブという自転車タクシーを使った。 あれこれ観光スポットの建物をまわるよりも、現地の乗り物を利用して、何でもない景色を眺めている方が面白いと思ったりした。
バクララン
バクラランの市場はマニラで最も大きいらしく、庶民の町でもある。
先日いきそびれてしまったが、その雰囲気に軽く触れておきたいと思ったので立ち寄ってみることにした。 駅を降りると直ぐに無数のテントが目に飛び込んできた。
食べ物、衣類、日用品など色々な露天が 何処まで続いているのか分からないほど軒を連ねていた。人ごみもすごいが、更に車両も行き来するので なかなかパワフルでカオスな感じだ。
路地裏は一般家屋でローカルな雰囲気で、 子供たちが遊んでいたり、素朴な生活観を垣間見れるので好きだ。 とはいえ、生活エリアに興味本位で足を踏み入れすぎも良くないので、少し覗くだけで引き上げた。
ショッピングモール
友達の興味は僕とは違い、庶民的な市場よりかは大型のショッピングモールを見るほうが好きなようだ。
最初はマラテ・エルミタのロビンソンに立ち寄った。周辺は散々歩き回ったが中に入ったのは初だった。 一旦ホテルに戻るついでだったので殆ど素通りだったが、涼しいしショートカットにもなるのでその点使えると感じた。 次はホテルからの車でSMメガモールへ向かった。
ショップや飲食店以外にもスケート場や映画館が入っていたりと施設が充実 しているので、好きな人なら一日中遊んでいられるだろう。マニラには大型のショッピングモールが他にもあちこちあり、 そこまで需要があるのか少し疑問だ。
一部の富裕層と多くの貧困層というイメージだったが近年の経済発展で中流層が急増しているのだろうか。 ラストは電車でマカティに向かった。マカティはマニラのビジネス街で富裕層が多く治安も比較的良いといわれている。 以前工事中だったビルも完成間近でどんどん発展していると感じた。
街並みは気品があり、待ち行く人の身なりも整っている。 グリーンベルトと呼ばれるショッピングモールエリアは一般的なマニラのイメージとは異なり、洗練度は先進国レベルだ。
マニラ湾のサンセット
マニラ湾の夕日は世界3大夕日という情報を目にしたことがある。
信憑性は定かではないが旅行前から夕日は外せないと思っていた。 普段は行き当たりばったりなので出国前にレストランを調べることなんて一切しないが、今回は期間も短いし事前調査した 「ハーバービュー」という夕日の見える屋外レストランに行くことにした。
シーフードレストランだが料理は評判どおりまあまあだった。 桟橋の様なところに建てられているのでロケーションはとても良い。しかし風がだいぶ強く感じた。 ちょっと早めの時間から夕日が沈むのをのんびり待っていたが、雲が多くさほど良く見れなかった。
とはいえ、滞在期間中は2日とも雨の予報だったのが現在までなんとかなったし、友達とビールを飲みながら食事が出来ただけでも十分だった。
翌早朝の便での帰国なので残りの滞在時間は僅かだ。友達はホテルに戻ってゆっくり過ごす選択をし、自分はギリギリまで遊びつくす選択をした。
まずは１日の疲れを癒すためにスパに行き、フットマッサージをしてきた。その後はやはりカジノ。 ハイアットホテルのカジノで今回の旅費分浮いたら嬉しいなという期待をもちつつスロットで遊んでいた。 最終的にはマイナスだったが、先日から何時間も遊んでいるので遊戯代程度のものだった。
3時にチェックアウトする予定だったので2時に切り上げ、食堂で軽食をとってからホテルに戻った。 空港へは前回と同時刻のスケジュールで動いたが、渋滞はまるでなかった。 それに空港内へもあっさりと入れた。
職員が耳元で「エクスプレス」と囁いたのでついのってしまったのだ。 最後になってもやっぱフィリピンだなって感じた。
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