フエから鉄道でハノイ入り – ハノイ市内観光
訪問都市: ハノイ
観光: ハノイ大教会、ホアンキエム湖、玉山祠
鉄道でフエからハノイへ
電車に揺られること十数時間、ハノイへの到着も間際となっていた。
ホーチミンからフエに向かったときよりも 何時間か短いのだが、シートの都合もあり結構長く感じた。目が覚めてしまうと部屋から景色が殆ど見えないので、 通路に出て窓を開けながらひたすら外の景色を眺めていた。ハノイへはお昼過ぎに到着した。
列車を降りて歩いているとフエに着いた時と同様に客引きが寄ってくる。その中にツアーで有名な シンカフェをやっているというホテルの客引きがいた。
ハノイに来たらハロン湾に行こうと決めていたので そのホテルに宿泊し、ハロン湾のツアーを申し込もうと思い決定した。バイクの後ろに乗ってホテルに向かった。 1泊20ドルのホテルだった。
殆どの時間は外で過ごすため、ホテルの価格はなるべく抑えたいと考えていた ため、高く感じた。ほかに安い部屋はないと言うので部屋を見てから決めようと思った。 部屋を見てみると綺麗で快適そうだった。
少し高いが泊まりたくなってしまい結局3泊申し込んだ。少し値切り1泊 18ドルにしてもらった。それと同時に翌日のハロン湾ツアーも申し込んだ。こちらは35ドルだ。
フロントで会計をすると150万ドンという今までにない出費で、全てのドンを使い切ってしまった。 銀行に行き、ドンを用意してから市内を観光することにした。
車窓 鉄道でフエからハノイへ
ハノイ到着
ハノイ市内観光
ハノイの道はどうも苦手だ。唯でさえ方向感覚がないのに、似たような道だらけで、通りの名前も交差点を過ぎると 変わってしまうことも多々ある。
自分が何処にいるのかも分からないまま適当に散歩した。 途中レストランで昼食をとり、最初にハノイ大教会というところに到着した。ココはハノイで最も大きな教会だ。
地図を確認してみると近くにホアンキエム湖があったのでそこに向かった。
ハノイ市内には他にも幾つかの 湖がある。都会の中に憩いの場があるのは良いことだ。ホアンキエム湖はハノイ市の中心に位置しているが、 緑があり、湖の周りでまったりとしている人が多く穏やかなところだ。
湖上には2つの島があり、 1つは亀の塔が建てられており、もう一つは玉山祠というところで橋を渡って入ることが出来る。 玉山祠には体長2mの大亀の剥製が鎮座していた。島で暫くくつろいで、ハンザ市場へ向かった。
ずっと靴で行動していたが、サンダルが欲しくなった。それに日中は40度近くまで気温が上がるので帽子も必要だった。
市場に向かう途中に帽子屋を発見したので先に購入した。ハンザ市場はなんでも売っていそうな感じだった。 1階は魚や野菜などの食料品から雑貨まで様々なお店が並んでいた。 2階は殆ど中古を扱う衣料品店で相当な数のお店が犇めき合っていた。
1階のお店でビーサンを購入することにした。相手の言い値がとても高く、他の店で購入しようかと思ったが、 どうしても客を逃したく無さそうな雰囲気だったので、少し高めの半額で購入してしまった。
その後市場の側にあるマッサージ店に行き、ホテルの側のレストランで食事をとってから戻った。
ハノイ大教会
ホアンキエム湖
続いてハンザ市場を観光
本日の宿 – レッドリバーホテル Red River Hotel
激しい下痢と腹痛と闘いながら朝を迎える
明日は8時頃からハロン湾のツアーがあるので少し早めに寝ることにした。ベッドに横になり暫くすると お腹の不調を感じた。今日はレストランでしか食事をとっていないので、少し調子が悪いだけだと思っていた。
しかしどんどん症状は悪化する。不定期に来る急な腹痛と下痢でトイレとベッドを何度も往復した。
途中からはベッドに戻るのがムダだと思うほどで、便座にうずくまりながらひたすら耐えていた。ここまでの酷い下痢は久しぶりに体験した。
正露丸を飲んでも全く効くことはなく、変な菌にやられてしまったかと思い不安も感じた。 それにハロン湾は楽しみにしていたので、行けなくなってしまえば残念だ。
ろくに寝ることも出来ずに、気が付けば6時になっていた。ツアーはもう無理だと思い、フロントに行って 事情を話したところ翌日に変更することができたので、安心し体調を整えることだけを考えて休んだ。
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