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マニラ（マラテ・エルミタ / キアポ)

訪問都市: マニラ

観光: マラテ・エルミタ、キアポ、チャイナタウン、カジノ

朝方マニラに到着マラテ・エルミタ地区へ

バナウェを発ったのが19時と早かったのでマニラの到着も朝方で観光するには早すぎるくらいだった。マニラ市内に入ったころはまだ暗かったが、外でだべってるのか、何をしているのか分からない人が大勢いて少し異様だった。

滞在するエリアはマラテ・エルミタという地区にする予定だ。治安は良いとは言えないエリアだが、旅行者にとって必要なものが揃っているので、2日間という短い滞在でも満喫しやすそうだ。バスを降りてからはタクシーで移動した。極力タクシーは避けたいと思っていたがこの時間なので致し方ない。

タクシーに乗るとドライバーはルームミラーにぶら下がっているお守りに無事を祈っている様子で、悪い事をしてこなさそうだと思い安心した。

お金が無くて動けないので、どうやってATMが稼働する時間まで時間を潰そうかと思っていた。ふとカジノのATMなら24時間イケルと思い、試してみたらOKだった。折角なのでそのままカジノで遊ぶことにした。時間帯が早いせいか全く賑わっていない。

ちらほら人がいるが、プレイ中に話しかけてくるうっとおしいフィリピン人ばかりだ。ほどなく、ホテルにチェックインして観光にでかけることにした。

庶民的なエリアが楽しそうだと思い、電車で向かった。フィリピンの電車は路線が少なくシステムも簡単なので初めてでも違和感なく利用できた。社内案内も全部英語だし、第二言語だけあって英語は生活に密着しているだとも感じた。レクト駅を降りるとさっそく庶民的な雰囲気だった。

ガイドブックにはキアポは治安が良くないと書かれているが、悪く言えばそんな雰囲気でもある。活気にあふれる通りを散策しながらキアポ教会へと足を運び、お祈りする人を見学してから今度はマーケットへ向かった。

キンタ・マーケットというところで、鮮魚に生肉、米など、地元民の生活に密着したローカルな市場だった。キアポはざっと観光したが、その他も肌で感じたいと思い宿まで歩いて戻ろうと思った。

線路沿いに進んでいけば問題ないだろうと考えていたが、途中でうまくたどれなくなったし、路上生活者がちらほらいて、治安面も気になってきた。目に入るものもさほど面白くもない事もあり、結局引き返して電車で戻ることにした。

残りの時間はマラテ・エルミタでだらだら過ごしていた。夕方からは街歩き中に見つけて気になっていたスパに行った。

システムが良く分からず少し戸惑いもあったが、風呂でさっぱりしてからマッサージをしてもらえるのでだいぶリラックスできた。マニラとはいえ、いかがわしいところではない。その後は再度カジノで遊んだ。朝とはうってかわって大勢の人で賑わっていた。

マニラのカジノはあまり人気が無いのかと思っていたが、そんなことはなく、時間帯が悪かっただけのようだ。結構夢中になってしまいあっという間に数時間が経過してしまった。楽しんだ上に収支もプラスだったのでいうことなしだ。