オーバーブッキングで空港ホテルに宿泊

訪問都市: 成田

観光: オーバーブッキングで空港ホテル滞在

オーバーブッキング – 振り替え便の利用者募集に思わずつられる

成田発バンコク行きの出発時刻は18:30。2時間半程前には空港に到着していた。 いつもに比べ人がやけに多く感じた。シルバーウイークとはいえ、夏期休暇と分散されて旅行者は少ないと 思っていたが、そうでもなかった。チェックインをしようと列に並ぶと紙が配られ、いつもはこんなことがないので 何だろうと疑問に思い目を通す。オーバーブッキングの為、振り替え便の利用者を募集していたのだ。 そして、気持ちが揺らいだ。

翌日出発にすると、ホテルは航空会社が用意してくれるのは勿論のこと、 飛行機はビジネスクラスになり、謝礼にユナイテッドのクーポン300ドル分がもらえるという内容だった。 ビジネスクラスは高いがゆえ、いままでに利用したことがなく、折角の機会なので利用したいと思っていたので 並んでいる最中はずっと考えていた。クーポンというのが気がかりで、何に使えるのかが不明だった。

順番がまわってきたときに尋ねてみると、今回は特別に現金で用意するとのことだった。 それを聞いたとき、じゃあお願いしますと即答していた。大きなえさに思わず食いついてしまったわけだ。 今回の旅行は現地に7泊する予定だったので、それが6泊になるとはいえ、金銭的ゆとりがうまれた事を考えれば たいした問題ではないだろう。

空港ホテル利用 – エクセルホテル東急

別のカウンターで手続きを済ませ、エクセルホテル東急というホテルへエアポートバスで向かった。 空港ホテルの利用経験はいままでにない。成田では使う必要がないし、海外でも翌日便の乗り継ぎの際は 空港のイスで寝ていた。そんな訳で少々期待していたが、ロビーはなかなか良いが、部屋はビジネスホテルっぽく こじんまりとしていて思ったほどではなかった。

しかし、レストランの値段はなかなかで、食事クーポンが付かなければ カップめんで済まそうと思ったくらいだった。 食事の時間まで空いていたので、サウナつきの浴場でのんびり過ごした後レストランに行った。 今日は特に何をしたわけでもないのにすごく疲れていて、夜はぐっすりと眠れた。

空港ホテル

エクセルホテル東急
エクセルホテル東急

はじめてのビジネスクラス体験

飛行機は移動手段としか考えていないのでお金をかける意識がなく、ビジネスクラスを利用しようと思ったことは全くなかった。しかし今回は運が良く(?)当初の予定の丁度24時間後の便に振り替えるだけでビジネスクラスに乗れるようになった。

ビジネスクラスは機内上部にあり階段を上がって入っていく。 座席に着く際に個々の名前を確認していて少々おどろいた。添乗員はどの席に誰が座っているか把握し、良いサービスを提供できるようにしているのだろう。まわりはビジネスマンとか裕福そうな人ばかりだが、自分は短パンにサンダルという明らかに場違いな身なりで浮いた感じがした。

エコノミーと違うのはなんといっても座席の快適さ。一人分のスペースが広く、リクライニングも思いっきりできるので足を伸ばして寝れるほどの余裕さがある。食事も全く違い、グラスでシャンパンを飲んで、ちゃんとした食器でコース料理をいただけた。 観光できる日が1日減ってしまったが、新たな経験ができ価値のあるものだった。

ビジネスクラス

ユナイテッド航空のビジネスクラス
オーバーブッキングの代償としてユナイテッド航空のビジネスクラスを体験できたので悪くはなかろう。
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