グアテマラ(アンティグア~ティカル) 遺跡の近くでキャンプ

訪問都市: グアテマラ(アンティグア→フローレス→ティカル)

観光: ティカル遺跡、遺跡内のキャンプ場

フローレスに到着

グアテマラからのバスは早朝にフローレスに到着した。まだ人通りはなく、霧がかっていて田舎の朝といった雰囲気だった。

この後はティカル遺跡に行く予定だが、どこを拠点にするかまでは考えていなかったので、ざっと町を把握するためにフローレス島の方に歩いていった。 小さな島だが、バス停のあるエリアよりも旅行者に必要なものがありそうなので泊まるならこちらだろう。

途中で旅行会社を発見していたので一旦戻って情報を得ようと思った。するとタイミング良くティカルへのシャトルバスが出るところだったので飛び乗った。 ティカル遺跡の中にキャンプ場があることは知っていて、一泊はしたいと思っていたし、一緒にいた日本人も乗り気だったのでちょうど良かった。

早朝にフローレス着

キャンプの準備

ティカルに到着し、遺跡巡りの前にキャンプの準備をすることにした。ここに宿泊すれば時間を気にせずにゆっくり遺跡をみれるので安心感があるし開放感もたまらない。

多くのバックパッカーがいるかと思っていたが、1組しかいなくて閑散としている。すでにチェックアウト済みの人もいるだろうが、あまり大勢にはならないような気がした。 キャンプ道具は持ち合わせていないのでレンタルしたが、テントの扱いは無いようで、ハンモックを借りた。

キャンプといっても草木はちゃんと整備されたエリアで、 屋根付きのブース内にハンモックをかけれるし、蚊帳もある。国内では年中キャンプしているので寝るには必要十分だと感じる。 荷物の盗難だけがちょっと心配だが、気休め程度にワイヤーだけ柱にかけて遺跡めぐりに出ることにした。

遺跡の中のキャンプ場

ティカル遺跡

ティカルの遺跡群はジャングルの中に点在していて、広さは1km~2km四方といったところか。ゆっくり見るなら丸一日必要そうだ。まだ午前中なので、何カ所か軽くまわった後にランチ休憩で一旦戻って、第二弾という流れでいこうと思う。

開けたところにある遺跡よりも密林の中を歩いていて、ひよっと姿を現す遺跡の方が手付かずな感じがして見ていてわくわくする。 ティカルには神殿が6つあり、樹木の上までそびえ立っている。中でもⅣ号神殿は70mもの高さがあり、登ることもできる。ここだけは絶対はずせないので、いくつかの神殿と、ほかの遺跡群によりながらⅣ号神殿へ足を運んだ。

そこからの眺めはジャングル一色で、先ほど立ち寄ったほかの神殿が頭をのぞかせていた。予想以上のジャングルの広さで、今までこんなジャングルのど真ん中を歩いていたのかと思わされた。キャンプ場まで往復するのは大変なので、一気に見切ってからもどることにした。 サンセットも最初はみたいと思っていたが、だいぶ歩き回ったので、明日サンライズでも見ることにして今日はゆっくりとすごそうと思う。

夜になるとキャンプ場の芝生に蛍の光が広がっていてきれいだった。そして、どこからか動物の遠吠えが聞こえてきて大自然の中にいることを実感した。

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