パナマ~コスタリカ

訪問都市: パナマ→サンカルロス→ダビ→フロンテーラ(パナマ国境)

観光: 移動日

パナマからコスタリカへローカルバスで目指す

今日はパナマを抜けてコスタリカを目指す。できればサンホセ行きのバスに乗り込むところまではたどりつきたい。

朝食を済ませて8時位から移動を開始した。とりあえず要となる町は、サンカルロス、ダビ、フロンテーラで、最後にサンホセ行きのバスがつかまえられるようだ。 大体の所要時間とバスの本数も心配ないことも聞いていたので、後は出たとこ勝負だ。

まずはサンカルロス行きのミニバスに乗りこむ。 バスには行き先がかかれていないのでどれに乗ったら良いかわかりづらいが、第一ステップは何の問題もなしだ。 バスはバンのような物なので車内は結構窮屈だ。座っていれば余裕だが、次から次へと人が乗り降りするので立っている人は大変だろうなと思う。

1時間半程でサンカルロスに到着した。 主要道路に面しているだけで、なにもない小さな町だ。次はダビを目指すわけだが、バスに乗れるまでが苦戦した。 大きなバスと聞いていたのでターミナルで乗り継ぐものかと思っていたが、普通のバス停から乗るようだ。 しかもバスは勝手には止まってくれず、自分で止めないとならないということがわかった。

つまり、いつくるかも分からないバスをずっと探し続けないとならないのだ。

バス停にいる人にダビに行きたいことを伝えると、バスをみてくれる人もいたが、自分の目的のバスが来るといなくなってしまうのでその繰り返しだった。 なんとか英語が話せる人が現れて、11時に通過することがわかり、バスを止めようとしたが見事にスルーされた。

手を挙げるのが遅かったのか、満席だと止まってくれないのかは不明だが、炎天下の中、1時間半待っての結果がこれ。 しかも次がいつ来るか分からないのでなおキツい。パナマシティに戻って出直すことも頭をよぎったが、30分後にバスに乗ることができほっとした。

ダビのターミナルはごちゃごちゃしていて意味がわからなかった。せっかく新しい街に来たので少しだけ周辺を散策してみたが面白みにかけていたのですぐに戻ることにした。 何人にも声をかけながら情報を集めようとするものの、言葉の壁は大きかった。今日のサンホセ行きはないようだ。

しかし国際バスがないのか、どうやってもいくことが出来ないのかは不明だが、ここで足止めしたくないのでフロンテーラに向かうことにした。 バスの天井は低く、中腰状態になってしまい腰を痛めそうだ。ローカルバスの立ち乗り&すし詰め状態を経験し結構しんどかった。

日は暮れてきて、フロンテーラの情報は何も持っていないので、その先が繋がらない事を考えると不安になってくる。バスを降りると目の前はイミグレだった。 入出国審査をしなくても国境を越えることが可能な作りになっていて、コスタリカの入国審査はゲートをぬけてから少し歩いたところにありわかりにくかった。 ちょうどTICAのバスが待機していたのだが満席で乗せてもらうことは出来なかった。

空きさえあれば順調にことが進んだのだが、次のバスは朝の4時らしい。 ここでも英語が出来る人を見つけてから正確な情報を得られたので、やはりスペイン語は必要だと感じる。 程なくして同様に足止めを食らったバックパッカーに会い、部屋をシェアするかたちで宿に入る事にした。

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