トリニダー~マナカ・イスナガ観光
訪問都市: トリニダー
観光: マナカ・イスナガ(SL)、トリニダー市内、アンコンビーチ
マナカ・イスナガ観光
トリニダーからイスナガまでは観光用のSLが1日1往復出ている。
今は観光用となっているが、以前はサトウキビの運搬に使われた歴とした蒸気機関車だ。
イスナガまでは片道1時間程度だし、普段乗る機会のない蒸気機関車に乗れて、郊外の雰囲気も楽しめるのでお手軽でよい。 9:30にトリニダーを出発。距離は16キロ程度なので、平均時速16kmという超スローペースということになる。
僅か1~2キロトリニダーから外れるだけであっと言う間に田舎の景色が広がっていた。 車内にはキューバ音楽を奏でる人もいて音楽を聴きながらのんびりと田舎風景を眺めての移動はそれだけで観光気分を十分に味わえる 蒸気機関なので、途中で何回か給水していた。
それに燃料は石炭も併用しているのかもしれないが木を燃やしているようであった。 これもはじめて見たので、新鮮であった。
イスナガでは塔に登ってみた。その塔はサトウキビの収穫のための奴隷を監視していたそうだ。高さは44mで眺めは良い。 ここがSLの終着だと思っていたが、もう少し先までいけるようなので、移動してみた。特に何かがあるわけではなく、 単にのどかな場所であった。帰りの時刻がわからなかったが、レストランの人が時間は大丈夫とか言っていたので、 始発の駅であった日本人と3人で食事をすることにした。
しかし料理が出てくる前に出発の汽笛が鳴ってしまった。 出発時刻を知らないわけがないのですごい適当なことを言うもんだと思った。だけど、車掌が食事が終わるまで待ってくれると 言うのでお言葉に甘えることにした。20分位遅らせてしまい少し申し訳ないが、こんな事が通用するゆるい感じはすごく好きだ。
トリニダー観光
トリニダーに戻り、先ずはバスターミナルでシエンフエゴスまでのチケットを購入することにした。 機関車を降りると丁度3人の客引きリキシャマンがいたのでそこまではリキシャで移動した。
トリニダーは坂が多いし、何よりも石畳になっているので、チャリのような人力タクシーでは酷だ。 場所によっては歩いたほうが手っ取り早いと思えるほどで、ターミナルに到着する頃にはリキシャマンは汗だくでヘトヘトになっていた。
チケットをおさえるよりもイスナガ観光の方を優先してしまったので、満席の心配があったが、購入できたし、ついでにハバナまでも おさえられたので安心した。 夕方には夕日を見に行く予定があり、少しの時間ではあるがトリニダーの中心部を観光した。 トリニダーは町全体が世界遺産になっていて、石畳が印象的なところだ。
マヨール広場が町の中心となっていて、 周辺には博物館や教会がある。歴史を感じるような古くて趣のある雰囲気を想像していたのだが、小奇麗な感じだったし、 観光客も思っていたよりも多かった。観光地化されていないところの方が好きなのでその点ではちょっと期待はずれであった。
どこかの屋上から町を眺めてみたが、オレンジ色の屋根瓦広がっていたり、結構きれいな街並みなんだなと思った。
アンコンビーチ
そして次はアンコンビーチに行くことにした。バスで行くことを試みたが、時刻を過ぎても全くこない。 バスは当てにならないようなことがガイドブックに書かれていたがまさにその通りであった。結局タクシーで向かった。 砂浜のカフェでお酒を飲みながらゆったりとした時間を過ごしていた。 やしの木やパラソルがあり、いかにも南国のビーチといった感じで雰囲気がよかった。 そして夕日もとてもきれいだった。
夕食はcasaで頼んでおいた。メニューはロブスターと黒豆のスープ、その他いろいろと食べきれないほど大量に出てきた。 もしかしたらロブスターは今まで食べたことがないかもしれない。それに、キューバで有名なので食べれてよかったと思う。 焼き過ぎている感じではあったがなかなか美味しかった。黒豆のスープもキューバ料理だ。 単体で食べるといまいちパッとしなかったが、ご飯にかけると相性バッチしでこれもまた美味しかった。
夜は野外ライブを少々のぞきに行った。座る場所が無い位の混雑ぶりでとても賑わっていた。 何処に行っても音楽があるので、キューバは音楽の国といっても過言でないだろう。
アンコンビーチ
野外ライブ
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