つけておいてよかった!海外旅行保険のオプション「緊急一時帰国費用」

トラブル発生場所 … ドイツ (20代女)
補償種別 … 緊急一時帰国
補償金額 … 163,580円
保険会社 … 日本興亜損保
加入場所 … ネット

昨年約1年間、ドイツのハイデルベルクというところへ留学に行っていました。長期留学は初めての経験だったので、海外旅行保険も相当充実させなければいけないと思い、事前にネットでかなり調べて、日本興亜損保を選びました。大学からは留学準備金として海外旅行保険にかかる金額の一部を負担してもらうことができたので、死亡保険や後遺傷害保険などの基本的な保険に加えて「緊急一時帰国費用」というオプションをつけました。これは、親族の危篤や死亡時に日本への帰国費用を30万円まで補償してくれるもので、昨年春の時点で祖父が入院していて具合もあまり良くなかったので、万が一の時に備えてと思ってつけたものです。

出国後、充実した留学期間を過ごしていたのですが、8月の中頃の朝、母親から祖父が亡くなったと連絡があり、その日のうちに飛行機をとって帰国することにしました。幸い、ルフトハンザ(ドイツの航空会社)の昼の便に空きがあったので、フランクフルト出発の便と1週間後の羽田出発の便を即予約し、ハイデルベルクからフランクフルト空港までのバスもその場で予約して、急いで航空券とバスのチケットを印刷して空港に向かいました。日本に到着後、お通夜や葬式に出席し、1週間後に再びドイツへ帰りました。ドイツの寮に到着後、日本興亜損保に問い合わせたところ、航空券とバスのチケットの写しを送ってくれればすぐに保険金が降りるとのことだったので、実家の両親に協力してもらって保険会社に資料を送りました。数日後、保険会社から保険金が降りたと連絡があり、口座を見てみると、航空券代+バスのチケット代16万3580円が振り込まれていました。

使えるお金があまり多くはない留学生にとって、日本―ヨーロッパの往復航空券代は相当なものです。このような予定外の出費は小さくないので、本当に助かりました。保険会社の対応も早くてとても良かったと思います。万が一の事態は本当に予測不可能です。オプションの追加料金は3万円ほどなので、余裕があればつけておくと良いと思います。祖父の最期を見送ることができて本当に良かったな、と思いました。

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