ザルツブルク観光 – ザルツカンマーグートツアー
訪問都市: ザルツブルク、ザルツカンマーグート
観光: ザルツブルク市内観光、ザルツカンマーグートのツアーに参加
天気が気になっていたが、なんとか恵まれてラッキーだ。週間予報では一週間雷雨や強雨続きと絶望的だ状況だったのだ。
今日は昼の2時からザルツカンマーグートのツアーに参加するので、それまでの間、ザルツブルクの市内観光をすることにした。
今日も歩いて旧市街へ向かうことにしたが、道を少し変えたらきれいな庭園があり、散歩コースとして最適だったのでよかった。
そして旧市街への橋も昨日と違う橋を使うことにしたが、橋の両脇がギラギラと輝いていて一体なんだろうと思った。
近づいてみるとそれは南京錠でおびただしい数に驚いた。よくある恋人たちが幸せを願ってやるやつだ。
橋からの眺めは昨日よりも断然良く、歩いていて気持ちが良い。天気は視界も気分も変えるので重要だ。
旧市街ではモーツアルトの生家の外観だけ見学し、ザンクト・ペーター教会など、３つの教会に立ち寄った。
そして子供の遊び場にとおもちゃ博物館にも足を運んだ。展示物や説明がそこまであるわけではないので、博物館というよりかは子供の遊び場に近い。
プラレールのような電車のおもちゃや滑り台で大半の時間を使った。最初にちゃんと全体を確認すればよかったのだが、帰り際にもっと楽しい遊び場があったのでちょっともったいなかった。
ツアーは14時からなので足早な観光だったが、街の雰囲気だけで十分だと感じていた。ザルツブルクは、チェスキークルムロフやブラチスラバほどのワクワク感がなく、最初から気持ちが冷め気味であったからだ。
ザルツブルクも十分に良い街だが直前が良すぎてそう感じただけだ。
ツアーにはうちら４人の他に、1人のインド人と2人のアメリカ人ペアが参加していた。ドライバーが皆の出身地を確認するときにUSAではなくラスベガスだったのでなんかカッコよく思えた。インド人は帰国日なようで、移動中も観光中もフライトに間に合うか何度も確認していてなんか面白かった。そんなギリギリなら参加しなければよいのに。車内ではドライバーが話を盛り上げようとあれこれクイズや質問をしてきたが、英語力が無いので何言っているか分からないし、景色をゆっくりと楽しみたかったので鬱陶しいと感じた。だがアメリカ人はこういうノリが好みだろう。
最初にシャトルが停車したのはレッドブル本社だった。オーストリアの会社だとは思わなかった。どおりで何処でもレッドブルが売っているわけか。
次は湖と街が見渡せるビューポイントだった。こちらも写真を撮るだけのわずかな滞在だったが、景色がとてもキレイだったのでもう少しいたかったくらいだ。もしかすると今見た街にこれから向かうのかもしれない。
実はツアーで何処を観光するかは全く知らない。ツアーデスクで写真と所要時間だけ見て一瞬で決めたので、どこかの湖でキレイな景色を楽しめるんだろうなくらいの認識しか持っていない。
そしてシャトルはザンクト・ギルゲンという街に停車した。のどかで良さそうな町だなと思っているとすぐさま船の発着所へ向かい乗ることになった。
船に乗れるとは思っていなかったのでラッキーだと思った。ドナウ川とかで船に乗りたいとずっと思っていたので、予期せぬ乗る機会が来て嬉しい。
曇り空ではあったが、当初の天気予報に比べれば全然マシで、きれいな景色を堪能できた。クルーズはおよそ50分で、ザンクト・ヴォルフガングの町に到着した。よく知らないが映画の舞台にもなったようだ。いくらかの自由時間があったので散歩をしたが、山や湖に囲まれているので景色が良く、とても美しい町だ。予備知識がなく散歩しかしなかったが、他のメンバは皆教会を観光していて、これは必見だったっぽい。
ツアー客全員の意見が一致すれば多少の融通はきくようで、この町を早めに切り上げて、他の湖も見に行くことになった。
名前は分からないが、さっきの方が景色が良い。駐車場付近が公園になっていて、20分の滞在の8割を子供に取られた。
遊具も多く、子供にとっては観光よりも公園の方が断然楽しいだろう。もっと遊ばせたかったがツアーだと時間制限があるのでかわいそうだった。
ザルツブルクの駅には18時に戻ってきた。4時間のツアーだったが、遊覧船に乗れたし、キレイな景色や町並みも楽しめて充実した時間だった。
申し込むときは、時間が短いので移動で殆ど取られると思ったが、サクサク周れるので予想以上に効率的に観光ができだ。特に子連れだと何かと時間がかかるので、ツアーをおりまぜるのも大いにありだ。
ザルツブルクの市内は午前中に軽くではあるが観光したし、ザルツカンマーグートのツアーもとても満足いくものだったので、今日はもう十分かなと思った。
明日は鉄道でウィーンに行く予定だ。
中欧はウィーンから入り、これまで２週間かけて４カ国を周遊してきた。
なのでウィーンは２回目の訪問であり、旅の終着都市となる。
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