シェーンブルン宮殿&動物園

訪問都市: ウィーン

観光: シェーンブルン宮殿、シェーンブルン動物園、市庁舎

昨日は長時間の移動のあとだったので頭がぼんやりしていたが、十分に睡眠を取ったあとなので今日はシャンとしていて視界もクリアに感じるし、空気もより心地よく感じる。
今日はシェーンブルン宮殿とそのすぐ近くにある動物園に行く予定で、電車でそこまで向かった。
宮殿の庭園は広くてよく整備されているので、散歩するのも気持ちよく、しばらくぶらぶらしてから動物園に入った。

シェーンブルン動物園は子供のためにという思いだったが、むしろ大人のうちらのほうがより楽しんだくらいだった。

動物園はどこも対して変わらないだろうと思うかもしれないが、国や園よって結構違うもので、ここの動物園も良い感じに日本と違っていた。日本では上野動物園には数えられないほど行っていて、その他もちらほら行ったことがあるが、代表的な上野動物園と比べてみると動物の見せ方がより自然に近いと感じた。ガラスや鉄格子といった人工物が少なく、あってもすべてを完全に囲い込む感じではないので、開放的で動物との距離感が近い。もちろん安全には十分に配慮されている。例えばおとなしい鳥類とかは人間がおりの中に入って目の前で見れたり、野鳥なのか飼育されているのか分からないような感じでそこら辺を歩いている鳥もいた。

パンダはこちらでも人気なようで他の動物よりもお客さんが多い。上野だと屋内でかつガラス越しなので見にくいし、ギツギツしているが、ここではしっかりと見ることができたので良かった。
動物だけでなく魚や昆虫、爬虫類とかも見ることができる。動物園にしてはそれらの種類が多く、ちょっとした水族館に来た気分になるほどだ。昆虫も擬態するものが多くコレクションされていて色んな生き物がいるもんだと感心してしまう。

園内には子供が遊べるエリアもあったりとかなり充実している。次のスケジュールもあるのでほどほどで切り上げたが、大人も子供も一日楽しめるほどの場所だと思う。

次はシェーンブルン宮殿を見学した。入場制限があって一時間ほど待ってからの入場となった。見学できるのはチケットの種類によって違うが40部屋ほどだが、全体だと1441室という。とんでもない規模の宮殿だ。オーディオガイドを最後まで聞いていると時間がかかるので程々で見て回った。そこそこ楽しめたが、もともと興味がないので前回のロシア旅行で見たのと違いがよくわからないく、庭園を散歩している方が好みである。

少し多くの部屋を見れるチケットにしたが、チケットを全て紛失するという問題が発生した。一枚でもあれば嫁に譲るがそうは行かない。おまけに子供が「おしっこ漏れそう」と言ってきた。トイレからの再入場には半券が必要で、探しているうちに少し漏らしてしまったので仕方なく慌ててトイレに駆け込んだ。嫁は残りの部屋に興味津々だったのでイラ立ちを隠せず、どうも後味の悪い終わり方となってしまった。

帰りの電車では、乗り継ぎの駅で演奏のパフォーマーを見ることができた。ウィーンは音楽が盛んで、ウィーンらしいというかなんかカッコよくて、偶然見れるのも嬉しかったりする。
ウィーンの日没は少し遅く、昨日はそれ以前に力尽きてしまったが、今日は夜の街並みを楽しむことができた。

日本は白色系が多いが、こちらは暖色系で温かい雰囲気だ。
市庁舎では音楽のイベントをやっていて、食事やお酒を飲みながら楽しむ人々で溢れていた。

明日はハンガリーのブタペストへ向かう予定だ。

本日のホテル
Pension Lehrerhaus (ペンション レーラーハウス) 2つ星
2泊の料金 ¥22,988 € 178本日の出費
交通費 10€
観光費 75€
食費 57€
宿泊費 89€
———————
231€電車10
朝食他スーパー6
動物園 20*2
動物園ゲーム 1
ランチ軽食6
アイス4
宮殿17*2
夕食レストラン35
ホテルドリンク6
ホテル89

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